パーティションの分割
1.FIPS の用意
1.1. FIPS の取得
FIPS は MS-DOS 上で動くパーティション分割ツールである.
以下のサイトから fips20.zip をダウンロードしてくる.
FIPS Version 2.0
次に lhasa で解凍する. 解凍して出て来たファイルで次のファイルを
フォーマットしたフロッピーへ保存する. このフロッピーは
起動ディスクになるため, 予めフォーマットしておくこと.
- errors.txt
- fips.exe
- restorrb.ex
1.2. DOS 起動ディスクの作成
FIPS を DOS 上で実行可能にするため DOS 起動ディスクを作成する.
先程, fips のファイルを保存したフロッピーをそのまま挿入しておく.
Windows の
「スタートボタン」→「メニュー」→「MS-DOS プロンプト」
をクリックして MS-DOS プロンプトを起動する.
そして次のように入力する.
2. デフラグ
データを欠損させないためにデフラグをかける.
デフラグのかけ方は
「マイコンピュータ」→「c ドライブ(右クリック)」→「プロパティ」
→「ツール」→「最適化をする」
とたどっていき, ここをクリックする.
デフラグ実行中/実行後の注意は他のアプリケーションを実行してはな
らないこと. 実行してしまうとデータが欠損する可能性がある.
パーティション分割(FDISK)
デフラグ後, 先程作成したDOS 起動ディスクを挿入して
ただちに Windows を再起動する.
BIOS のブート・シーケンスが floopy 優先になっていれば
DOS が起動される. FIPS を起動する.
すると
FIPS version 2.0 (略)
....(略)....
Press any Key
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というように表示されるので適当なキーを押す.
パーティション情報, Boot セクター情報等が確認できる.
次の二つの質問がされるので Yes にしておく.
Do you want to
make a backup copy of your root and boot sector before
proceeding (y/n) ? y
Do you have a bootable floppy disk in drive A: as described
in the documentation (y/n) ? y
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すると次のような表示が出てくる.
表示される数字はハードディスクの容量によって異なるので
あまり気にしない.
Old partition が現在 Widows 領域で使われている領域で
それ以上小さくできない. 十字キーで変更できる.
Enter start cylinder fot new partition 127 -- 1466:
Use the cursor keys to choose cylinder, <enter> to continue
Old partition |
Cylinder |
New partition |
996.2MB |
127MB |
10511.3MB |
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現マシンのディスクは約 11.5 GB なので Windows 領域を 5.5 GB,
Linux 領域を6 GB とすることにした. 決めたら Enter を押す. 次に
新しいパーティションテーブルが表示されてから次の質問がされる.
Do you want to
continue or reedit the partition table (c/r) ? c
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これ以上変更する必要はないので c を入力.
新しい boot sector が表示されてまた質問.
Ready to write new partition scheme to disk
Do you want to proceed (y/n)? y
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特に問題がないので y を入力.以上パーティション分割は終了.
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