研究目的 湿潤断熱減率の計算手法を開発 ギブス自由エネルギー最小化法を採用 先見的に純物質, 混合物, 化学反応生成物の区別をする必要なし 系に含まれる化学種の化学ポテンシャルさえわかれば OK 理想気体と理想溶液を仮定 定式化が非常に簡潔になる 従来の研究より化学種の存在度をパラメタとして扱いやすくなる 静的安定度と凝縮成分の存在度の関係を議論 木星大気, 天王星大気について議論 従来の研究で考慮されていない凝縮成分の影響 従来の研究で扱っていないパラメタ範囲まで考察 Achterberg and Ingersoll (1989) は凝縮成分の存在度を太陽系元素存在度の 0.06--3.5 倍まで変化