それぞれのグループユーザのホームディレクトリの下には必ず conf, public_html, src を用意し, それぞれバックアップファイル置場, ドキュメント置場として用いる.
/home/blue(or red, white, green, yellow)
/public_html
/doc : 管理者向けのドキュメント置場
/man : ユーザ向けのドキュメント置場
/conf : バックアップファイル置場
/src : ソース置場
基本的にドキュメントを充実させることを目指し, 設定ファイルのバックアップは最小限にとどめる.
■方法■
CD-Rに書きこむ作業は大きく分けて
* mkisofs :CDイメージ作成ツールのひとつ。
指定したディレクトリ以下を、ディレクトリ構造を保存したままCD-Rに書きこめる
フォーマット(iso9660)のパッケージ(イメージファイル)にまとめてくれる。
−−<インストール>−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
1.configure
展開して出来たディレクトリの中に configure があるので
mkisofs ディレクトリの中に移動して、
$ ./configure
とする。
*この時、ただ
$ configure
とだけ入力すると、パソコンはどこに「configure」があるのかわからなくて、
エラーになってしまう。そこで上の例のように「./」をつけて
「今いるディレクトリの中のconfigureである」
ということを教えてあげる必要がある。
2.make
configure を実行すると、mkisofs の中に Makefile ができるので
$ make
を実行してプログラムファイルをコンパイルする。
3.make install
その後
# make install
で これらをインストールする。これでmkisofsコマンドが認識された。
* make install はルート権限でないと出来ないので注意。
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これで mkisofs コマンドを使えるようになった。
$ mkisofs -r -o CD-R.img -x /home/kaorun/fuyou /home/kaorun
できるイメージ イメージから除きたい イメージに
ファイルの名前 サブディレクトリ まとめたい
ディレクトリ
<オプション説明>
-r : CD上のすべてのファイルのパーミッションを誰でも読めるように
設定する。みんなが読めなくては誰か特定の人しかバックアップが
出来なくなってしまう。
-o : この後に書いてあるファイル名が新しくできるイメージファイルの
名前になる。後でウィンドウズを使ってCD-Rを焼くときのために
ファイル名には「.img」と言う拡張子をつけておく。
-x : ここに’絶対パス’でサブディレクトリを指定するとCDのイメージ
ファイルから除くことが出来る(複数指定可)。
例の場合と、/home/kaorun のなかのfuyouというサブディレクトリ
以下のファイルはCD-Rに入らない。
*ディレクトリだからといって、うっかり 「fuyou/」とかしてしまうと
うまく行かないので注意!
このほかにもまだいろいろあるが、詳しくは man mkisofs 参照
ちょっと待つ。