サーバの再構築をする前にあらかじめバックアップを 少なくとも二箇所に取らなければならない.
当然の事だがWWWサーバの再構築をする場合は このドキュメント群を印刷するか他のサーバに移動すること.
普段からバックアップを取っているが、 万が一のことを考えて別の場所にもうひとつバックアップを取る.
設定ファイル群の格納場所. 特に重要なのは shadow 、opiekey、ssh_host_key、cron である. これらだけで十分な気もするが一応全て取っておいた方がよい.
rsyncを使う. 当然だが、バックアップ作業を行う前にapache等を止めてこれ以上更新されないようにする. また、他の人がログインしていないか確認すること.
$ wバックアップ先に関してはローカルの別のHDDの場合と他のホストのHDDの場合を例示するので状況に応じて使い分けること. 複数のHDDに分けてバックアップを取る事が重要である.
$ less /etc/cron.daily/rsync
# /etc/cron.daily/rsync
# sync
# rsync -av /etc/ /bk/ETC/
# rsync -e ssh -aqz /home/ mondo10@white:/mnt/orange-bk/
送り先のディレクトリは書き込みをするユーザー(この場合はmondo10)が書き込めるようにパーミッションを変更しておくこと.
また、バックアップデータの所有権が全て書き込みをしたユーザー(mondo10)になってしまう点に注意.
これを元に戻す(/home/hoge/ 以下のファイル・ディレクトリを chown を用いて 全てhogeにする)perlスクリプトはあるが、
このスクリプトを使うとSビットが消滅してしまう.
ちなみに、この作業は一回目は非常に時間がかかる(11Gを転送するのに5時間かかった).
また、cronを使ってバックアップを行う場合や相手先のユーザーがグループユーザーだった場合はno pass loginができるようにしておく必要がある.
(no pass loginに関しては
gateのマニュアルを参照すること.)
$ df
最終更新日: 2001/11/24(道政広一) | Copyright © 2000 epcore |