やさしい登録ガイド

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「ユーザーになる」「つなげる」とは

専攻関係者はmailサーバーとwwwサーバーにユーザーアカウントを 持つことができます. それがここで言う「ユーザーになる」の定義です. ユー ザーはmailサーバーを用いて電子メールのやりとりが可能になります. また wwwサーバーを用いてユーザー個人のホームページが開設できます.

これに加えて一定の要件を満たすユーザーは, お手持ちの計算機/ その他ネットワーク機器を専攻基盤ネットワークシステムに接続し, ****.ep.hokudai.ac.jpというドメイン名でインターネットアクセスを確保する ことができます. これがここでいう「つなげる」の定義です.

次節以降では「ユーザーになる」「つなげる」ために必要な登録 手続きについて, そのあらましを説明します.

一般のユーザー登録のながれ

以下では一般の人の個人ユーザー登録の流れを説明します. 保証人の資格を 持つ教官や職員はほんの少し違った登録方法をとりますが, このテキストも 一読頂けると助かります. 以下では, 主に 登録希望者に関係する部分 と主に 保証人に関係する部分 で色分けしてあります.

ユーザー登録見取図
  1. 登録希望者はまず指導教官など保証人の 資格を持つ人と相談し, 承諾が得られたら保証人のログイン名を 教えてもらって下さい.

  2. 登録希望者は ユーザー登録申請のページ に必要事項を記入し, SUBMITして下さい. このとき希望ログイン名が すでに登録されていたり, 入力にエラーがあったりすると受理されませ ん. 慌てずに再入力して下さい. 無事受理されると瞬時 に初期パスワード が発行されます.

    このパスワードは確実にメモ して下さい. 最初のログイン時に必要になります.

  3. 登録プログラムから保証人へ登録内容を記 したメールが送られます. 保証人は 認証ページ で認証手続きを行って下さい. このページに入るためには 認証ページ用パスワードが必要なの であらかじめ設定しておいて下さい. メールの登録内容を良く確認して, 承認, 保留, 却下の判断をして下さい.

    このとき相談を受けていない人, 登録内容に ミスのある人を承認しないようにして下さい.

  4. 保証人の承認が得られると登録希望者にアカ ウントが発行されます. 初期パスワードを使ってログインして下さい.

    初期パスワードはすぐに変更 して下さい.

教官・職員のユーザー登録

専攻関係者のうち, 常勤教官と職員は個人ユーザーの保証人となる 資格を持っています. したがって登録申請には保証人をたてる必要 はありません.

登録申請の方法は一般ユーザーの場合と一箇所だけ違います. 登録申請ページ保証人ログイン名欄を 空白にせず半角英字で

gate

と入力します. 承認手続きは技術支援グループが おこないます. ただし入力内容になんらかの問題があった場合には 却下したり再申請をお願いすることもあります. 御了承下さい.

つなげるための DNS 登録

***.ep.sci.hokudai.ac.jp という名前でインターネットにつなげるためには 名前とIPアドレスの対応付けを管理するドメインネームシステム(DNS)サーバー に名前が登録されなければなりません.「姓」としてep.sci.hokudai.ac.jpをもつ機器 名は専攻所有の DNS サーバーが管理します.

機器をepドメインネームサーバーに登録するにはあらかじめHINESあるいは サブネット管理者からIPアドレスの交付を受けている必要があります. こ のIPアドレスの交付を受けている人がIP登録保証人 (以下単に保証人) です.

DNS登録見取図
  1. 保証人は機器管理者を一人指名します. これは実際に機器を管理 しておりかつ専攻サーバーに個人アカウントを持つ人でなければなり ません. 機器管理者と保証人はおたがいの専攻サーバーへのlogin名 をあらかじめ把握しておきます.

  2. 保証人か機器管理者のどちらかは DNS登録申請のページ の必要事項を調べて記入し, SUBMITします. このとき希望ホスト名やアドレスがすでに登録さ れていたり, 入力内容に明らかなエラーがあると受理されません.

    登録種別は普通Aレコードです.

  3. 無事受理されると登録プログラムから保証人へ登録内容を記したメール が送られます. 保証人は認証のページで認証手続きを行います. このページに入るに は 認証ページ用パスワードが必要ですのであらかじめ 設定しておきます. メールの登録内容を良く確認して, 承認, 保留, 却下の判断をします.

    登録内容にミスがある場合は承認 しないようにします. 一度却下して再申請すると 良いでしょう.

  4. 保証人の承認が得られるとDNSサーバーに登録内容が書き込まれます. 機器管理者は申請したホストのネットワーク接続設定ファイルに ネットワークパラメータなど必要な 情報を正しく書き込みます. 申請ホスト名が仮に"hoge"だったとすると hoge.ep.sci.hokudai.ac.jp という名前でネットワークに接続されることになります.

登録内容の更新・変更

登録内容については年度始めに更新作業をしてもらいます.これは 未使用のユーザーアカウントやホストを放置しないために行うものです. 放置してしまうとネットワーク資源の無駄使いになるだけでなく, 不正使用の温床にもなりかねません.

更新手続きは簡単です.受け付け窓口から更新/変更のページに入り, 登録内容を確認ののち,submitボタンを押せばそれで完了です. この手続きはユーザアカウントについては本人か保証人, DNS登録については機器管理者か保証人の一方がおこなって下さい.

登録内容に変更がある場合は,変更のある欄を修正して submitします.変更はいつでも行うことができます. 更新・変更が済むと,ユーザー (機器管理者) と保証人に 確認のメールが自動的に送られます.

なお更新・変更を行うには 登録システム用パスワードの設定 が必要です.このパスワードを忘れた方のために,同じページ に再設定の方法が書かれています.

最終更新日:2001/4/27 倉本 圭 Copyright © 2001 EPnetFaN