停電時対応マニュアル(管理者編)

過去のトラブルを踏まえて停電(一時停止)時マニュアルを作成した.

シャットダウン手順

ep 全体へのアナウンスはネットワーク委員会が行ない, アナウンスは もう終わっているものとする.
  1. login しているユーザへのシャットダウンのアナウンス
    # wall
       (例)  System will shutdown at ??:??
             Please logout
       ↑ 書き終わったら [Ctrl] + [D] キーを押す
  2. もしかしたら,logout していないユーザがいるかもしれないので,以下のコマンドで調べる.
    学外からlogin している方がいれば,教員を通してサーバから出てもらう.
    # who 
  3. シャットダウンするマシンの順番
    必ず最後にDNSサーバを落とすこと.
  4. サーバで提供しているサービスを停止する.(これ以上更新されないようにする)
    (例) www サーバの場合
    # /etc/init.d/apache2 stop
  5. ネットワーク線を抜く
  6. mail, WWW サーバは /etc/cron.daily/rsync を実行する(念のため, /home.bk にその日のバックアップをしておく. 少し時間がかかるかもしれない)
    # /etc/cron.daily/rsync
  7. メモリバッファーをディスクと同期させる
    # sync
    (数回実行)
  8. シャットダウンする
    # shutdown -h now
  9. 電源スイッチを OFF にする
  10. 外付けハードディスクの電源スイッチを OFF にする
  11. モニタの電源を OFF にする
  12. 無停電電源装置(UPS)の電源を OFF にする (※1)
  13. 無停電電源装置につながるコンセントを抜く

起動手順

停電終了後, 電源が回復したら以下の手順で行なう. OA
  1. 無停電電源装置につながるコンセントを入れる
  2. 無停電電源装置の電源を ON にする
  3. モニタの電源を ON にする
  4. 外付けハードディスクの電源スイッチを ON にする(※2)
  5. サーバの電源スイッチを ON にする
    必ず最初にDNSサーバを起動する.
  6. モニタでサーバの起動画面を見ながら確実に機能があがっているかを 確かめる (※3)
  7. ログインして以下の事柄を確かめる
    • コマンド dmesg を実行して再確認する
    • コマンド df を実行してマウントされているパーティションを確 認する

※1 電源 OFF

研究用計算機 eva のネットワーク線の上流にあるため 電源を切るときは関係者 に連絡してください.

※2 外付けハードディスク

外付けハードディスクの電源スイッチを ON にした後, すぐにサーバの電源を 入れてはならない. アクセスランプがはディス クを読み込み中の印である. アクセスランプが緑 色になったら, サーバの電源を ON にする.

※3 起動画面

SCSI or SATA 接続している機器が認識されているか?, 最後までログイン画面に到達できるのか?, サービスしているサーバは立ち上がったかなど.


最終更新日: 2011/07/22(山下達也) Copyright © epcore