[1.1] インストールメディアの準備
インストール用のメディアとして, Debian GNU/Linux のインストール用ディスク(以下, メディア)を用いる. 本サーバではインストール用 CD-ROM を用いる.
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本ドキュメントは 専攻 DNS サーバ (以下, 「本サーバ」)に OS (Debian GNU/Linux 5.0) を install する際の手引きである.
インストール用のメディアとして, Debian GNU/Linux のインストール用ディスク(以下, メディア)を用いる. 本サーバではインストール用 CD-ROM を用いる.
電源スイッチを ON にする.
画面の下に BIOS SET UP のメッセージが出たら Del キーを押して BIOS 設定画面にする.
表示される BIOS設定画面のメニューから,
(今回のインストールメディアは CD-ROM であるため, CD-ROM から BOOT を試みるように設定する. この設定では, FDD にフロッピーが入っていない場合は CD-ROM, HDD の順に BOOT を試みる).
作業終了後は BIOS 設定画面から『SAVE & EXIT SETUP』 を選択し終了する.
CD-ROMをドライブに入れ, コンピュータを起動させる.
「boot:」と表示が出たら「installgui netcfg/disable_dhcp=true」と入力して
(Enter キー)を押す.
画面表示に従ってインストールを進めていく。通常、デフォルト設定を用いればよい。
はじめに Screenshot の保存場所を聞かれるので、適切な場所を指定する。/var/log/ 下などでよいだろう。
「Japanese - 日本語」を選択する。
「日本(106キー)」を選択する.
ネットワークの設定項目に関しては IP 関連list を参照.
入力項目 | 入力内容 |
---|---|
ネットワークインターフェース | eth1 を選択 (つながらなかった場合, もう一度やり直して eth0 を選択する). |
ホスト名 | 適宜ホスト名(例 yellow)を入力. |
IP アドレス | 適宜 IP アドレスを入力. |
ネットマスク | 適宜 ネットマスクの値を入力. |
ゲートウェイ | ゲートウェイアドレスの値 を入力. 通常は正しい値を勝手に表示してくれる. |
DNS サーバ | DNS サーバアドレスを聞いてくるので DNS サーバの IPを入力. 複数の DNS サーバを指定する場合は, アドレスを空白で区切る. |
ドメイン名 | FQDNからマシン名を除いたドメイン名 ep.sci.hokudai.ac.jp を入力 |
ディスクのパーティショニング
パーティションを作成するハードディスクを選択する.
ハードディスクを選択すると cfdisk が表示される. この画面では, 十字キーの左右で実行項目(コマンド)の選択を, 十字キーの 上下で操作対象となるパーティションの選択を行う.(Enter キー)を押すと, 現在選択中の項目(コマンド)の実行を, 対象パーティションに対して行う.
ハードディスクが出荷状態(つまりなにも記憶されていない状態)の場合, cfdisk はしばしばパーティションテーブルを捜し出せないことがある. この場合, "Bad signature on the partion table" というエラーメッセージが表示され cfdisk によるパーティション作成が行えないこともある. パーティション作成が行なえない場合には, 『[Appendix] fdisk によるパーティション 作成』 (2000年度専攻サーバ基本部分構築ガイド) を参照されたい.
パーティショニング機構
パーティショニングの終了とディスクへの変更の書き込みを行う。ディスクに変更を書き込みますか?に対し、「はい」を選択する。
root のパスワードとユーザの本名、ユーザ名とパスワードを聞かれるので設定。
パッケージマネージャの設定
マスターブートレコードに GRUB ブートローダをインストールしますか? に対し、「はい」を選択する。
これで基本システムのインストールは完了である。
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▲Indexヘ | 作成日:2003/02/06(森川靖大) | Copyright © 2003 EPnetFan | ||
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