*********************************************************************** 2001 年度 ftp サーバ OS インストール作業ログ 2001/06/29 槌谷翼 作成 2001/09/28 槌谷翼 更新 *********************************************************************** □ Linuxのインストール ○キーボード qwerty/jp106: Japan ○ハードディスクのパーティション 内蔵ハードディスク 3.2 G は以下のように切った. デバイス名 フラグ パーティションの種類 ファイルの種類 ディスク容量 /dev/hda1 boot Primary Linux 2.0 G /dev/hda2 Primary Linux 1.2 G ○スワップパーティションの初期化 スワップパーティション領域は取らない. 「Alternate: Do Without a Swap Partition」 を選択/実行. ○Linux パーティションの初期化 「Next: Initialize a Linux Partition」を選択/実行. /dev/hda1 を選択(OK)する. kernel 2.0 ベース向けに互換性 -> 共存させないので No . これ以外の項目はすべてデフォルト. 最後にマウントポイントを ' / ' にする -> Yes . /dev/hda2も初期化. 「Alternate: Initialize a Linux Partition」を選択/実行. /dev/hda2 を選択(OK). /dev/hda1 と同様. マウントポイントの選択は /home を選択. ○カーネルとモジュールのインストール 「Next: Install Operationg System Kernel and Modules」を選択/決定 インストールメディアにCD-ROM drive. Choose Debian archive path -> デフォルト(つまり, /instment) Select Devian Archive Path -> default ○デバイスドライバモジュールの設定 「Next: Configure Device Driver Modules」を選択/決定. 以下のモジュールをインストール. ・ fs category vfat nls_iso8859_1 nls_cp437 nls_cp932_euc_jp(WWW, mail の場合は nls_cp932) ・ net category (Comand-Line Argument は特に設定しない) EtherExpressPro/100(WWW, mail ) 3c59x(news, DNS, FTP) ○ネットワークの設定 「Next: Configure the Network」を選択/決定. ホスト名 -> green Automatic Network Configuration -> No IPアドレス -> 133.87.45.69 ネットマスク -> 255.255.255.128 IPゲイトウェイ -> 133.87.45.1 ドメイン名 -> ep.sci.hokudai.ac.jp DNSサーバアドレス -> 1st: 133.87.45.70 2nd: 133.87.45.66 3rd: 133.87.1.11 ○基本システムのインストール 「Next: Install the Base System」を選択/決定. インストールメディア -> CD-ROM drive Choose Debian archive path -> デフォルト(つまり, /instment) Select Devian Archive Path -> default ○基本システムの設定 「Next: Configure the Base System」を選択/決定. タイムゾーン(時間帯): Asia, Japan GMT(グリニッジ標準時)に合わせるか: No ○HDD から OS がブートできるように設定 「Next: Make Linux Bootable」を選択/決定. Linux のブートローダである LILO のインストール場所 -> /dev/hda1 Create Master Boot Record? -> Yes /dev/hde1 の Debian システムをデフォルトで起動? -> Yes ○システムの再起動 起動用 FD は作らないので, 「Alternate: Reboot the System」を選択. 再起動後の設定 md5 を用いるかどうか -> No Shadow Password を用いるかどうか -> Yes root pass -> しかるべく設定 最初のユーザの設定 -> No pcmciaの不使用 -> Yes PPPの設定 -> No ◯サーバ構築当事者のアカウントとして以下を作成 mondo2 -> 山田(学) mondo1 -> 槌谷 ◯以下のものをインストール ssh default.kmap rsync sudo 日本語環境 locale-ja, man-db-ja, kon2, konfont, jless emacs 関係 emacsen-common, emacs20-dl, emacs20-dl-el, emacs-dl-canna nvi 関係 nvi, nvi-m17n-canna(SendmailはConfigureしない), nvi-m17n-common canna xserver-vga16 xsever-mach64 xf86setup-ja Window Manager 関係 twm, fvwm2, afterstep, wmaker X 用日本語フォント xfonts-cjk, freetype2, xfonts-intl-japanese-big, xfonts-intl-japanese-big, xfonts-a12k12 xterm kterm ntp ncftp シェル関係 csh, tcsh dnsutils gcc bison make dpkg-dev ◯以下のものをアンインストール ae □sudoの設定 (準備) sudoが設定されているか確認. 設定 sudo の設定ファイルは /etc/sudoers である. このファイルを編集して, mondo* が ルート権限でコマンドを実行できるように設定する. # visudo 際に編集した内容は /etc/sudoers に反映される. mondo1 から順に mondo-15 まで記入する. 今の場合, 山田さんの mondo2 と 槌谷の mondo15 を記入. root ALL = (ALL) ALL mondo2 ALL = (ALL) ALL mondo15 ALL = (ALL) ALL 使用 $ sudo hoge ルート権限でコマンド(hoge)を実行できる. パスワードが聞かれるが, それには 自分のパスワードを答える. 例)sudo vi /etc/inetd.conf $ sudo -s プロンプトが # に変わり, exit するまでルー トのままでいられる. $ sudo -u (ユーザ名) (コマンド or -s) -u オプションを付けてユーザ名を指定すると, 指定したユーザ権限で コマンドが実行できる. □Xサーバの設定 (準備) インストールすべきパッケージで挙げられたパッケージが インストールさ れていることを確認する. X サーバに必要なのは xserver-mach64(News, DNS) xfcom_i810, i810gtt(WWW, mail) フォントを提供するパッケージ xf86setup-ja windowmaneger(twm, fvwm, afterstep等) xterm 設定 $ sudo XF86Setup しばらく待つと, GUI の設定画面が現れる. ここで注意しなければならないこ ととして, マウスの設定が 終わるまで、マウスを動かして はいけない点が挙げられる. 例え正しい設定でもマウスが効かなくなることがある. XF86Setup の設定値 マウス プロトコル: PS/2 デバイス: /dev/psaux キーボード モデル: Japanese 106 key レイアウト: Japane モニター 周波数:High Frequency SVGA, 1024 x 768 @ 70 Hz カード カードセレクション(News, DNS, FTP): ATI Mach64 3D Rage Pro (または ATI Mach64) ▼詳細設定 (画面右下のボタンを押すことで 設定画面に入れる) X サーバの選択(News, DNS, FTP): XF86_Mach6 モード 解像度: 1024x768 セレクシション 色数: 16 bit 設定が終ったら "Done" ボタンを押す. セーブ画面が現れるのでセーブする. 動作確認 最後に設定がうまくいったか確認するために以下のコマンドを実行する. $ startx これで X が上がれば良い. □日本語環境の構築 1. 概要 man で日本語表示し、emacs にて日本語が書けるようにする。 2. 準備 2.1 確認 以下のパッケージがインストールされていることを確認する。 locale-ja man-db-ja manpages-ja xmanpages-ja 確認の仕方は dpkg の使い方 を参照のこと。 3. 作業 3.1 ~/.bash_pofile の編集 日本語を表示させるには、環境変数 LANG をしかるべく設定する必要がある。 ~/.bash_profile を編集して、 デフォルトの環境変数 LANG を 日本語(ja_JP.ujis)に変える。 具体的には、 $ vi .bash_profile とし、ここに以下のエントリを追加する。 export LANG=ja_JP.ujis 追加したら変更を反映させる。 $ source ~/.bash_profile (変更した直後に 1 回やるだけで良い) 正しく反映したかどうか確認する場合、 $ man man 日本語で man の内容が表示されれば良し。 3.2 ~/.emacs の編集 emacs で日本語を読み書きするには .emacs を編集する必要がある. $ vi ~/.emacs 以下のエントリを追加 (set-language-environment "Japanese") (set-default-coding-systems 'euc-japan) (set-terminal-coding-system 'euc-japan) (set-buffer-file-coding-system 'euc-japan) (set-default-font "-*-fixed-medium-r-normal-*-16-*-*-*-*-*-fontset-standard") (progn (load-library "canna" ) (canna) ) (global-set-key "\C-o" 'canna-toggle-japanese-mode) 最後の 2 行は日本語変換サーバとして canna を使う場合にのみ 必要とされる. 特に最後の行は canna で日本語入力をするとき, 従来通りの C^o で変換できるようにするための行である. 4. ~/.emacs と ~/.bash_profile を /etc/skel にコピー # cp .bash_profile .emacs /etc/skel 作成した .emacs と .bash_profile を /etc/skel にコピーする. /etc/skel 以下に置かれたファイルは, アカウントが作成される際に, 各ユーザのホームディレクトリにコピーされる. □専攻サーバの構築ガイドの『全サーバ共通の設定』を参考に セキュリティ対策の設定を行う. ・ 不要なネットワークサービスが立ち上がらないようする. etc/inetd.conf の編集 … 全てコメントアウト etc/inetd.conf を編集した内容を反映させるため, inetd のプロセスを再起動.