本ドキュメントは専攻サーバに X Window System を導入・設定する際の手引きである.
先ず, 『インストールすべきパッケージ』 で挙げられているパッケージがインストールされていることを確認する.
X サーバに必要なのは
等である. 上記のパッケージと依存関係にあるパッケージも一緒にインストールする.
dselect や apt-get を使ったインストールでは勝手にインストールされている.
debconf で X の設定を行う.
X の設定を行うには, debconf と XF86config の 2 通りがある.
XF86config はそれだけではうまく行かないことが多いので,
debconf から X の設定を行う.
パッケージをインストールすると
「Manage X server wrapper configuretion file with debconf?」
と聞かれるので「Yes」を選択する.
さらに,
「Manage XFree86 server cnfiguretion file with debconf?」
と聞かれるので「Yes」を選択する.
この後, X の設定に関していくつか質問される. 質問に対する応答は以下の通りである.
現在(2003/03/20)woody で apt-get できる xfree86 はバージョンが 4.1.0-16 であり,
ここで使用しているビデオカード MGA G550 に対応していない. そこで,
Matrox のサイトから以下のドライバをとってきてインストールする.
ftp://ftp.matrox.com/pub/mga/archive/linux/2003/mgadrivers-2.1.tgz
まず既に存在するドライバのバックアップをとっておく.
# cd /usr/X11R6/lib/modules/drivers# cp mga_drv.o mga_drv.o.org
# cp mga_hal_drv.o mga_hal_drv.o.org
# cd ../dri
# cp mga_dri.so mga_dri.so.org
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次にとってきた tar を適当なディレクトリに置き(/usr/local/src/ など)展開してインストールする.
途中,いくつか質問されるがすべて y を選択.
$ tar zxvf mgadrivers-2.1.tgz$ cd mgadrivers
# ./install.sh
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最後に設定がうまくいったか確認するために以下のコマンドを実行する.
$ startx
これで X が上がれば良い.
最終更新日:2003/03/20 小松 研吾 | Copyright © 2003 epcore |