TFTP による設定
まえおき
MAC アドレスフィルタリング, DHCP 導入にあたっては
手動でコマンド入力するのが大変であるため,
gate データベースを反映させた設定ファイルを
転送することによって設定を行う.
TFTP アクセス設定
デフォルトではどのホストからのアクセスも不許可になっているので,
作業するホストにアクセス許可を与える.
- TFTP アクセスを許可するホストを指定.
# tftp host 192.168.16.XX
- 設定の保存
# save
設定ファイルの転送
Linux マシンからの設定ファイル読み出し
- Linux マシンで tftp コマンドを実行
$ tftp
- ルータの IP アドレスを指定
tftp> connect 192.168.168.X
- 転送モードを ascii と指定
tftp> mode ascii
- ファイルを手元に送る
tftp> get config/管理パスワード 設定ファイル名
- 終了
tftp> quit
Linux マシンからの設定ファイル書き込み
- Linux マシンで tftp コマンドを実行
$ tftp
- ルータの IP アドレスを指定
tftp> connect 192.168.168.X
- 転送モードを ascii と指定
tftp> mode ascii
- 手元のファイルを送る
tftp> put 設定ファイル名 config/管理パスワード
- 終了
tftp> quit
プログラムのリビジョンアップ
リビジョンの確認以外は Linux マシンで行う.
- 現在のリビジョンを確認 @ RTX3000
> show environment
- www.rtpro.yamaha.co.jp
からプログラムを入手.
- md5sum でプログラムのファイルサイズを確認 @ Linux マシン
$ md5sum -v -c rtx3000.md5
- 「rtx3000.bin OK」と表示されたら OK.
- -v : 詳細表示
- -c : 引数で指定したファイル中に記述されたファイルの md5sum を
実際のチェックサムと照合
- tftp コマンドを実行 @ Linux マシン
$ tftp
- ルータの IP アドレスを指定
tftp> connect 192.168.168.X
- 転送モードをバイナリと指定
tftp> mode binary
- 手元のファイルを送る
tftp> put rtx3000.bin exec
- ちょっと待つ
- rtx3000.bin : 送信ファイル
- exec : ルータに置かれるファイル
- パスワード不要
- 終了
tftp> quit
- 現在のリビジョンを確認 @ RTX3000
> show environment
その他
ファームウェアアップデート作業手順書(2015/02/20 実施, 作業者:三上峻)
ファームウェアアップデート作業ログ(2015/02/20 実施, 作業者:三上峻)
参考文献
- YAMAHA Network Equipment 取扱説明書
最終更新日 :
2015/03/19 三上峻
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