クライアント側のDHCP設定

  1. Debian GNU/Linux での設定
  2. Windows での設定

1. Debian GNU/Linux での設定

Debian GNU/Linux で DHCP を使用する際には、 クライアント側もそれに応じたパッケージをインストールする必要があります。

[3.1] dhcpcd パッケージをインストール

DHCP のクライアントになるにはクライアント側もそのための パッケージ dhcpcd をインストールする必要があります。

# apt-get install dhcpcdEnter

[3.2] 再起動

このパッケージはインストールと同時に設定もしてくれるはずなので、 インストールが終了したらケーブルを接続して再起動してください。 (ケーブルの接続はIPマスカレードのときと同じで構いません。)

[3.3] 確認

再起動を確認したら Web ブラウザなどで接続を確認してもよいですが、 DHCPで動いているのか確認するには以下のコマンドを使用してください。

$ /sbin/ifconfig -aEnter

こうすると、

eth0      Link encap:Ethernet  HWaddr 00:90:CC:A2:F7:BA
          inet addr:192.168.0.130  Bcast:192.168.0.255  Mask:255.255.255.0
・・・・・

上のような表示がずらずら出てくると思います。 この中で問題なのが「 inet addr 」です。これはそのパソコンに割り振られた IPアドレスです。これが「 192.168.0.130 192.168.0.254 」 のいずれかの数字になっていればOKです。



2. Windows での設定

Windows では Linux のように新たにインストールする必要はありません。 TCP/IP の設定を少々変えるだけで、DHCP を利用できます。

[2.1] IPアドレス等の設定

マイコンピュータをクリックして, コントロールパネルを開きます
コントロールパネルから「ネットワーク」をクリックします。
そして「TCP/IP → (ネットワークカード名)」を選択します。
下にある表にしたがって、IP アドレス, ネットマスク, ゲートウェイ, ホスト名, ドメイン名, DNS サーバを 以下のように設定して下さい。


aqua に接続するローカル機のDHCPでの設定
設定タグ 詳細項目 答え方
IP アドレス IP アドレス 「IPアドレスを自動的に取得」にチェックをつけてください。
ネットマスク
ゲートウェイ ゲートウェイ 不要です。
DNS設定 ホスト名 「DNSを使わない」にチェックをつけてください。
ドメイン名
DNS サーバ

なお、他の場所で別の設定でネットワークにつないでいる方は そちらの設定も忘れないようにしてください。

[2.2] 確認

こちらでもDHCPでネットワークに接続できているのか、確認できます。

「ファイル名を指定して実行」を選び, winipcfg と打鍵してください。

IPアドレスの欄の所が「 192.168.0.130 192.168.0.254 」 のいずれかであれば、DHCPでの接続ができています。




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最終更新日: 2001/4/21(森川靖大) Copyright © 2001 EPnetFan