namazu DOCUMENTS - β版 -

1, namazu のインストール

用意するパッケージ(tar ボール版)
package必要なバージョン (以上)入手先
namazu 2.0.x http://www.namazu.org/stable/
perl 5.004 ftp://ftp.lab.kdd.co.jp/lang/perl/CPAN/authors/id/GBARR/
nkf 1.71 ftp://ftp.ie.u-ryukyu.ac.jp/pub/software/kono/
KAKASI
or
Chasen 		2.3.3

2.2.1 		ftp://kakasi.namazu.org/pub/kakasi/

http://chasen.aist-nara.ac.jp/chasen/distribution.html.ja

○インストール(tar ボール編)

ダウンロードして来たパッケージ群を適当なディレクトリで解凍。ここでは、/usr/srcに展開する。
# tar xzvf namazu-2.0.5.tar.gz
# cd namazu-2.0.5
# ./configure
# make
# make install

他のパッケージについても同様。

○インストール(Debian 編)

# apt-get install namazu perl nkf kakasi 一発。

2, とにかく使う。

○インデックス作成

$ mknmz /home/
これで、home ディレクトリ以下の全てのファイルについて検索できる。

○説明

デフォルトでは、カレントディレクトリにインデックスファイルが山ほど吐き出されてしまうので、-O オプションを用いる。
mknmz -O (インデックスを出力するディレクトリ) (検索対称ディレクトリ)
例えば、
$ mknmz -O /usr/local/var/namazu/index/ /home/www/public_html/
等とすると、/home/www/public_html/ 以下のファイルについてのインデックスファイルが、 /usr/local/var/namazu/index/ 以下に作成される。

○検索する。

$ namazu (検索したい文字列) (インデックスファイルのあるディレクトリ)
インデックスファイルの場所を省略した場合、/usr/local/var/namazu/index を対象とする。

mknmz 、namazu ともに、引数無しで実行すると help を見ることができる。

3, namazu.cgi を使って www 上から検索する。

○前準備

○ .namazurc を編集する。

namazu.cgi を、CGI 実行可能なディレクトリにコピーする。
/usr/local/etc/namazu/namazurc-sample から、namazu.cgi のあるディレクトリに .namazurc ファイルをコピーする。
# cp /usr/local/etc/namazu/namazurc-sample /home/cgi-bin/.namazurc
.namazurc 中の、以下のパラメータのコメントを外す。
Index /var/lib/namazu/index/
Template /var/lib/namazu/index/
Replace /home/www/public_html/ http://joho3.ep.sci.hokudai.ac.jp/
Lang ja
各パラメータの説明
Indexインデックスファイルの場所を指定する
Templatenamazu.cgi のテンプレートファイル
(NMZ.head.ja , NMZ.body.ja , NMZ.foot.ja , NMZ.tip.ja , NMZ.result.ja の５つ)(日本語の場合)
の場所を指定する
Replace何も指定しない場合、CGIから検索した場合でもローカルな様式でファイルの場所を出力されてしまう(/home/www/public_html/... など)。これを URL で表示するために指定する。
perl の文法で正規表現することが可能。例えば、
Replace /home/(.*)/public_html/ http://joho3.ep.sci.hokudai.ac.jp/~\1/
とすることで、全てのユーザーの ~someuser/public_html/ 以下は、http://joho3.ep.sci.hokudai.ac.jp/~someuser/ として検索結果ページでリンクされる。
Lang(もちろん)言語を指定する。デフォルトは英語、ja が日本語。