基本システムのインストール
1999.11.27
shun@ep.sci.hokudai.ac.jp
・「Linux Japan 5,1999」 付録 CD-ROM を2枚（1/2と2/2）
・インストールできる計算機．
（今回使用したハードウェア構成はわかりません．ごめんなさい．）
再構築の場合，以下のファイルのバックアップをとっておくこと。出来れば，全てのファイルのバックアップを取っておくことが望ましい。
/etc/passwd
/etc/shadow
これらを、構築後に復活させる。
-
- 電源スィッチをONにして， 画面の下に BIOS SET UP のメッセージが出たら
即座にDELキーを押す．これでBIOSの設定メニューが現れる．
- →BIOS FEATURES SETUP
- →Boot Sequence
- →CDROM,C,A
- デフォルトでは「A,C」(A: FDD, C:HDD)になっている．page up / page down キーで変更できる．
- →Escキー
- もとのメニュー画面に戻る
- →SAVE & EXIT SETUP (F10)
- →Y
- 注意）Yと答える前にCD-ROMをドライブに入れてrebootする．
-
- 「boot:」と表示がでる
- →enter
-
- モニターの選択画面が表示される．
- →color
- 色が変わるので，
- →next
-
- Release Note の表示される．
- →exit
-
- インストレーションメインメニューが表示される．
- 2.5.1 キーボードの選択
- →jp106
- 2.5.2 内蔵ディスクのパーティション
- 下記設定に従ってパーティションをつくる
- hda1；500M /
- hda2；128M /swap
- hda3； 8.5G /home
- hdc1；500M /var
- hdc3； 9.5G /home.bk
- 2.5.3 swapとLinuxパーティションの初期化
- どのパーティションをとるかと聞いてくるで，
- →/dev/hda1
- 不良ブロックを検索するかと聞いてくるので，
- →No
- ただ時間がかかるので．
- 「ルートファイルシステムをしてマウントするか？」と聞いてくるので，
- →Yes
- メニューに戻る
- 他のパーティションについても，上記パーティション設定に従って
同様な手順を行う．
- 自動的にメニューに戻る．
- 2.5.4 カーネルとモジュールのインストール
- メニュー画面において，
- →Install Operating System Kernel and Modules
- インストールメディアを聞かれるので，
- →From CD-ROM
- CDインターフェースを聞かれるので，
- →/dev/hdb
- 「chose the path inside the CD-ROM where the Debian archive resides」
と聞かれるので，
- →/debian
- 「chose from list or manual」と聞かれるので，
- →list
- ディレクトリーは？と聞かれるので，
- →defaultでOK
- インストールが終わると自動的にメニューに戻る
- →Configure Device Driver Modules
- →Net drivers for network interface cards and net work protocols
- ネットワークカードを選択する
- →ne; NE2000 Ehternet controllers
- そのマシーンに適したカードを選択すればよい．
- ネットワークカードに合うモジュールを選ぶ
- →io=0x300
- よく意味がわかりませんが，これで成功しました．
- 2.5.5 Configure Network
- ネットワークの各種設定を行います．
- Host name → shukin
- IP or PPP → Yes(IP接続)
- Domain name → 入力せずにOk
- IP address → 192.168.0.2
- Subnet Mask → 255.255.255.0
- Broadcast address → 192.168.0.255；last bit set to one
- gateway → 192.168.0.1
- DNS sever → 入力せずにOK
- Network interface → Ethernet
- 自動的にメニューに戻る．
- 2.5.6 Base systemのインストール
- メニュー画面において，
- →base system install
- インストールメディアを聞かれるので，
- →From CD-ROM
- CDインターフェースを聞かれるので，
- →/dev/hdb
- 「chose the path inside the CD-ROM where the Debian archive resides」
と聞かれるので，
- →/debian
- 「chose from list or manual」と聞かれるので，
- →list
- ディレクトリーは？と聞かれるので，
- →defaultでOK
- インストールが終わると自動的にメニューに戻る
- 2.5.7 Configure the base system
- base systemの各種設定を行います．
- Timezone → japan
- GMTにするか？ → No
- 自動的にメニューに戻る．
- 2.5.8 HDDからOSをbootできるようにする
- →Make linux bootable directory from hard disk
- 「Install a master boot record on /dev/hda?」
と聞かれるので，
- →Yes
- 「Boot the debian system on /dev/hda1/ as the default?」
と聞かれるので，
- →yes
- 自動的にメニューに戻る．
- 2.5.9 システムの再起動
- 「Make boot floppy?」と聞かれるので，
- →Reboot the system
- 注意）このままだとまたCDROMからbootしてしまうで，再起動 直後にまたBIOSの設定で
- 「Boot Sequence」をC onlyにするか，またはCDROMをドライブから抜いておくこと．
- （ただし，OSがshutdown されるまではCDROMがmountされていて，抜けないので注意）
-
- rootのパスワードの設定
- rebootすると，まずはじめにrootのパスワードを要求される．
盗まれないようなパスワードを設定しよう．
- userの設定
- →No
- あとで設定する．
- Shadow passwordの設定
- →Yes
- PCMCIA パッケージの消去
- →Yes
-
- 「・・・・・Do you want to perform this step?」と聞かれるので，
- →No
- dselect programが起動し，インストールすることができる．
- 0. access chose the access method to use
- →multi-cd; Install from CD-ROMset
- →/'debian' exitst ・・・・distribution top level?
- →[/debian]
- →where is the _non-free_ packages.cd files(if none is available, say none)?
- →none
- →where is the local packages.cd files(if none is available, say 'none')
- →none
- →hit return to continue
- 1. update update list of available packages, if possible
- →return
- 2. select request which packages you want on your system
- 必要とするパッケージを選択する． インストールするものは "+" を押す．
削除したいものは "-" を押す．
- インストール；samba，netatalk, wu-ftpd-academ, ssh
- アンインストール； emacs，emacsen-common, talk，talkd，nfs-sever，tetex，tetex-base, tetex-bin, iamerican，ibritish，ispell，wenglish，lynx, xfree86，xlib6g，ppp，pppconfig，gpm
- 3. install install and upgrade wanted packages
- →return
- →change the disk
- →file serverのanonymousアカウントを取るか？と聞いてくるが、
- →n
- →run samba as daemons or from inetd?
- →D
- →Do you want generated this new files
from your existing /etc/passwd file?
- →yes
- →samba will run as daemons - start samba now?
- →n
- まだsambaをconfigしてないから．
「/etc/init.d/samba start」であとで始めることが出来る
- 4. config configure any packages that are unconfigured
- →return
- 5. remove remove unwanted software
- →return
- 6. quit quit dselect
- →return
お疲れさまでした．以上，これでdselectによるインストールが終わり，
基本システムのインストールも終わりました．