通常LAN内でファイルサーバーを利用する場合は,各種OSの共有機能により簡単に利用することができる(→Windowsの設定・Macintoshの設定)。そして,Post-J private LANの外からこのファイルサーバーを利用する場合(実験室や自宅などから)は,ftpを使って利用することができる。
ファイルサーバーではOTPを導入しているため,ftpで利用する前に各種設定をする必要がある。
パスフレーズの設定
- sshで192.168.0.2にログインする。
- opiepasswdコマンドを入力すると,チャレンジ文字列が与えられレスポンス文字列を入力するように促される。
$ opiepasswd Updating shun: You need the response from an OTP generator. Old secret pass phrase: otp-md5 402 re7758 ext ←チャレンジ文字列 Response:- 違う計算端末(例えばred, blueや192.168.0.1)にログインし,チャレンジ文字列,パスフレーズ(自分で自由に設定する)を使用してレスポンス文字列を計算する。
$ otp-md5 402 re7758 ext Using the MD5 algorithm to compute response. Enter secret pass phrase: ROD BARK RULE LIMA ABED ORE ←レスポンス文字列- 192.168.0.2にレスポンス文字列を入力する。
ftpを利用する
- ftpでpostj.ep.sci.hokudai.ac.jpにログインする。OTPに対応しているftpソフトとしてMacintoshならFecth(シェアウェア),WindowsならFFFtpが有名なんじゃないでしょうか。っていうかそれしか知りません。