PuTTY + Xming でX を使おう


Xming とはフリーのWindows 用X サーバーである.
Xming とPuTTY をうまく利用すれば,ネットワーク経由でGUI アプリケーションを起動・操作することができる.

Xming のインストール

まず,Xming インストールの実行ファイルをダウンロードします.
Xming-fonts-6-9-0-31-setup.exe を適当なところにダウンロードします.

xming 設定

ダウンロードしたファイルを実行する.

xming 設定

セットアップウィザードの開始→「Next」

xming 設定

プログラムファイルの作成場所の指定→特に指定がなければデフォルトのままで「Next」

xming 設定

Select Components
「Full installation」

をインストール
PuTTY をすでに手持ちのパソコンに入れている方は「Don't install an SSH client」をチェック→「Next」

xming 設定

ショートカットの作成場所は適当でよい→「Next」

xming 設定

デスクトップにアイコンの作成

をチェック→「Next」

xming 設定

確認して「Install」

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「Finish」

xming 設定
セットアップ完了!!

ファイアーウォールによるアクセス許可はしない→「キャンセル」
(SSH 接続するのでXming 用にポートを開ける必要はない)

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XLaunch の初期設定(この設定はもしかしたら必要ないかも)

XLaunch を起動する

xming 設定

Display settings
「Multiple windows」が一番便利?(慣れ親しんでる?)のでデフォルトのまま「次へ」

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Xming の起動時の設定
ここでは起動後にPuTTY を使用するので「Start a program」にチェック→「次へ」

xming 設定

 

  • Start program → 「xterm」
  • Run remote → 「Using PuTTY」  
  • Connect to computer → 「接続するマシン名」  
  • Login as user → 「接続するマシンにログインするユーザー名」 をそれぞれ入れる.(Password は入れるとエラーが出るらしい)

    xming 設定

    この後,PuTTY とXming を別々にインストールした場合には
    plink.exe の場所を聞かれるので,plink.exe を開く.

    xming 設定

    オプションの指定は特にしなくてもよい→「次へ」

    xming 設定

    設定を保存したい場合は「Save configuration」をクリック
    conffig.xlaunch を適当な場所に保存.
    設定を変えたい場合はもう一度XLaunch を起動しなおせばOK
    終了の場合は「完了」をクリック

    xming 設定

    リモート側の設定

    ローカル側でX11フォワーディング の設定をしていても
    リモート側で設定されていない場合がある.
    リモート側の設定etc/ssh/sshd_config に以下のように書き込めばよい.
    X11Forwarding yes
    X11DisplayOffset 10
    X11UseLocalhost yes

    PuTTY の設定・起動

    「SSH」→「X11」→「X11 フォワーディングを有効にする」をチェック

    xming 設定

    Xming が立ち上がっている状態でPuTTY を起動し
    リモートホストにログインする.
    例えば,Xming 上でmlterm を立ち上げてみる
    $ mlterm &

    xming 設定

    mlterm がWindows(Xming)上で立ち上がる.

    xming 設定

    参考

    xming+puttyでのXの使い方マニュアル
    フリーのWindows用Xサーバー「Xming」のインストールと基本設定、使い方 -
    SourceForge.JP Magazine オープンソースの話題満載

    SSH X11 フォワーディングでXmingにリモートのXを転送する - yuu_nkjm blog(2011-03-20)
    hdk の自作ソフトの紹介 トップ

  • 最終更新日: 2012/03/16 (三上 峻) Copyright (C) 2012 EPnetFaN