以下は, mutt の基本的な使い方です.
$ muttとすると, mutt が起動される. 起動されると最初に新規メールがないか読み込んでくれる.
j or ↓ next-entry 次の項目へ移動 k or ↑ previous-entry 前の項目へ移動 z or → page-down 次のページへ行く Z or ← page-up 前のページに行く = first-entry 初めの項目に移動する * last-entry 最後の項目に移動する q quit 今のメニューを終了する。 ? help 今のメニューのキーバインドを表示する
今カーソルがあるメッセージを表示する(ページャへ行く) 次の新しいメッセージに移動する q mutt を保存して終了する x mutt を保存せず終了する $ 変更をメールボックスへ保存 d 今カーソルがあるメッセージを削除する($あるいはqをしたときに実際に削除される) u 削除してしまった(dフラグが付いている)メッセージを戻す(dを取り除く) v 添付ファイルをみる / 検索 ESC / 逆方向へ検索 o ソートの方法を変える O 逆向きのソート c 他のメールボックスを開く
■書いているメールを破棄し, draft モードから Summary モードに戻るemacs での保存と同じように[Ctrl]-[x]-[s] とする. 大抵は ~Mail/draft にメールが保存される. 後からメール書きを再開したい時には, Summary モードで[g] として [+draft] に移動し, そこでメールを選択して[E] とすればよい.
■添付ファイルを付けるdraft モードで [Ctrl]-[c]-[q] とすると, 現在書いているメールを破棄し, Summary モードに戻る.
添付ファイルをつけるとき, 複数のパート (マルチパート) を ひとつのメールにまとめて送信する.
----------------------------- attachments ----------------------------- Multipart/Mixed 6/ 1 Text/Plain(guess) CoverPage* 2 . -----0-1-2-3-4-5-6-7-8-9------------------------------------------------ <意味> 「6/」: マルチパートの各パートをとりあえず納めておくディレクトリの名前 この場合だと,「~/Mail/draft/mime/6」というディレクトリが使用される. 「Cover Page」: メール本文 「.」: 追加パート.この「.」にカーソルを合わせて[c]を押すと ファイルを挿入できる.
■役に立つ参考資料 http://www.mew.org/release/info/index.html「Mew」Summary モードで, 補完やニックネーム表示を行いたいメールにカーソルを 合わせ, [Ctrl]-[u], [Ctrl]-[c], [Ctrl]-[a]
すると, 設定画面になるので, 以下のエントリに適宜入力する.
Shortname: (省略名) Addresses: (メールアドレス) Nickname: (ニックネーム)編集が終ったら, [Ctrl]-[c], [Ctrl]-[c] で設定を保存する.
すると, To: や Cc: の行で Shortname に書き込んだ文字列を入力した後に [Tab]キーを押すと, Addresses に書き込まれたメールアドレスが 補完される.
また, 送られてきたメールの送り主の名前が Nickname で指定されたものになる.
最終更新日: 2002/11/24(森川 靖大) | Copyright © 2000 EPnetFaN |