シェルのたとえ話

-『続・楽しいUNIX』(坂本 文 著)には、次のような分かりやすい"たとえ話"が載っています。-

UNIX全体をレストランになぞらえ、

  • カーネル = コック
  • シェル = ウェイター
  • ユーザー = 客

に相当するとしています。そしてコマンドの実行を料理にたとえると、流れは以下のようになります。

  1. 客がウェイターに料理を注文する。
  2. ウェイターがコックに注文を伝える。
  3. コックが料理を作り、ウェイターに渡す。
  4. ウェイターが客に料理を出す。

これらをコマンド実行の流れに対応させると、下のような対応関係になります。

  1. ユーザーが、コマンドを入力する。(シェルにコマンドの実行を伝える。)
  2. シェルが、カーネルにコマンドの実行を伝える。
  3. カーネルがコマンドを実行し、実行結果をシェルに伝える。
  4. シェルが、ユーザーに実行結果を伝える。

ウェイターが変わると対応も変わるように、UNIXで利用できるシェルにもいくつか種類があり、使い勝手やカスタマイズの仕方などが違います。




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