Namazu は WWW サーバを通して利用する以外にも利用できます。
すなわち個人的利用を目的としたインデックスを作ることが可能です。
以下に、その場合に有用なツールの紹介をします。
namazu
検索した結果を表示してくれます。作ったインデックスがきちんと
動作しているかどうかをチェックする以外には使わないような気がします。
bnamazu
namazu との違いはブラウザと連動している点です。こちらは
lynx,Netscape といったブラウザを通して結果を確認できるだけでなく、
検索されたファイルにリンクが張られているので、そのファイルを見ることも
できます。
tknamazu
Tcl/Tk で作られたnamazu のフロントエンドです。namazu-2.x.x.tar.gz
を展開した時に namazu-2.x.x ディレクトリの下に tknamazu という
ディレクトリがあります。別途インストールして利用して下さい。
namazu.el
Emacs で検索するための Emacs-Lisp です。namazu-2.x.x.tar.gzを
展開した時に namazu-2.x.x ディレクトリの下に lisp というディレクトリ
があります。その中の namazu.el を適当な load-path にコピーして下さい。
次に .emacs に
;; Namazu
;;
(autoload 'namazu "namazu" nil t)
(defvar namazu-default-dir "<インデックスのあるディレクトリ>")
|
を追加して下さい。検索の仕方は M-x namazu としてキーワードを
入力するだけです。もしも、検索結果が文字化けをする人は .emacs に
(set-default-process-coding-system *euc-japan*unix *euc-japan*unix)
(define-program-coding-system nil nil (cons *euc-japan*unix *euc-japan*unix))
|
を追加して下さい。
mew-nmz.el
Emacs 上のメールソフト Mew でメールを検索するための Emacs-Lisp
です。Mew のアーカイブの contrib の下あたりにあったと思います。
mew-nmz.el を適当な load-path にコピーして下さい。つづいて、.emacs
に
(eval-after-load "mew" '(require 'mew-nmz))
|
を追加します。インデックスの作成は z-m(z 入力後 m を入力)、
そして検索は z-/ で行ないます。
|