なぜ、Linuxのマスコットはペンギンなのか?


1996年Xの初頭、linux-kernelメーリングリストで、Linuxにはどのようなロゴやマスコットが 合うかが議論されていた。他のOSのロゴのパロディが良いとか、鮫や鷲のような強くて気高い ものが良いという意見が数多く出されたが、Linus氏がペンギンが好きだと発言したことで、 ペンギンに決定した。

この数年前、Linus氏は、オーストラリアの動物園で小さなペンギンにかまれ、"ペンギン中毒" に感染してしまった。Linus氏が言うには、これに感染すると、ペンギンのことばかり考え、ペン ギンラブラブ状態に陥ってしまうらしい。このため、Linuxのマスコットを決める際、まず、 Linus氏の頭の中に浮かんできたのは、ペンギンであった。

*これは、LINUX MAGAZINE 2000年2月号に載っていた記事を要約したものです。