otp


1. その前に

サーバと使用するマシンの両方にインストールしておく必要がある出先で急に用事ができた時などいつでも使えいつでも使えるわけではない

2. otp とは

otp とは 使い捨てパスワードを使えば 通常のtelnetやftpを使うことができるログイン元の計算機にはパスフレーズからレスポンスを作成するソフトがなくてはいけない(unix系マシンなら opiekey , windows ならwinotp , dotkey95 "などjava が使えるなら http://www.ep.sci.hokudai.ac.jp/~toyoda/jotp/jotp.htm で計算できる

3. otp の使い方 (パスフレーズの登録)

otp の使い方(例:www にログインするときに使う場合. 赤文字は例なのでその人によって異なります. 入力するときはそのまま入力しないでください)
あらかじめ otp 用のパスワードを設定しておく必要がある.
www に ssh でログインした後以下のように入力する
$opiepasswd
Adding hogehoge:
You need the response from an OTP generator.
New secret pass phrase:
otp-md5 499 re8894
Response:
もう一つ端末(kterm)をたちあげる
red:?$opiekey 499 re8894
または
red:?$otp-md5 499 re8894
(省略)
Enter secret pass phrase:
ここに新しいパスフレーズを入力する
パスフレーズは 10 文字以上 128 文字以下
BROW DO LIMB ALL SWAN VAST これがレスポンスである
一つ目の端末のresponse に入力する
ID hogehoge OTP key is 499 re8894
BROW DO LIMB ALL SWAN VAST
これでパスフレーズが登録された
次回からは ftp や telnet を使ってログインすることができる

4. otp を使って ftp

$ftp www Name(www:hogehoge):
331 Response to otp-md5 498 re8894 ext required for hogehoge.
Password:
もう一つの端末
$opiekey 498 re8894 または $otp-md5 498 re8894
(省略)
Enter secret pass phrase:
パスフレーズを入力する
BAD ROB WACK TAP WONT KNOB
このレスポンスを password 欄に入力する

5. otp を使って telnet

$telnet www
(省略)
login: hogehoge
otp-md5 498 re8894 ext
Response:
ftp の時と同様にもう一つの端末で計算したレスポンスを入力する

7. otp の問題点

  • 通信内容は平文のまま流れるため守られていない
  • パスワードを盗られることは防げるが,通信内容は見られてしまう