各々の確認の仕方は, PID なら,
$ ps aux | lessUID, GID なら
$ ls -la | lessなどである. ps, ls, less の使い方の詳細は man を参照されたい.
$ man ls以下では, 計算機処理に関する話題は取り上げず, 共有資源管理について述べる.ここで, 資源と読んでいるのは計算機に保存されているファイルの事を指すものとする.
ユーザが実際に作業を行う際には, 自分のアカウントのUID と 一つのグループ に 属して, つまり一つのGID をもっている. このことで,
というファイル管理が可能になる.
実際, すべてのファイルにはその "属性" がついている. その属性は
各々『読み (=r,4) 』『書き (=w,2) 』『実行 (=x,1) 』が出来るか否かを決めている. これはファイルの持ち主が決めることが出来, 変更もできる.
ファイル hogehoge の 属性, 所有を確認したい場合 $ ls -la hogehoge
ファイル hogehoge の 属性, 所有を変更したい場合 $ chmod *** hogehoge (*** には,属性を表す数字をいれる. ) $ chown foo.bar hogehoge (ユーザfoo, グループbarへ所有を変更する.)
専攻サーバでファイルを共有管理する場合には, グループアカウントを作成する事を推奨する. これは, パスワードを新たに作る必要がなく, グループに属する全ての人間が, そのグループが所有するファイルを共有管理することが出来るからである.
グループアカウントを獲得したならば,
グループアカウント hogehoge になる場合, $ sudo -u hogehoge -s
属するグループを hogehoge に変更する場合 $ sg hogehoge
共有するファイルを