1.始めに


・まずは言葉の整理.

・プリンタの分類方法: 印字方式印字単位制御コードの3通り.

印字方式

  1. ドットインバクト …インクリボンをつかう.

    タイプライタのように活字を紙に打ちつけるのではなく, フォントをドットとよばれる点の集まりで表現し, そのドットを打ちつける. コストがかからないが,騒々しいうえ汚い.

  2. 熱転写 … 感熱紙もしくは熱で融けるインクをつかう.

    感熱紙に印字する, もしくは熱で融かしたインクで紙に印刷する. これを熔融型熱転写方式という. 高い品質のカラー印刷を行える昇華型熱転写方式という方式もあるらしい, が知らないのでパス.

  3. インクジェット方式 … インクをノズルから噴射して印字

    低騒音で比較的高品質. 最近売られている 3 万〜 5 万円程度のカラープリンタは, 大抵この方式である.

  4. レーザービーム方式 …一言では言えないけどレーザーを使う. レーザーで印刷イメージを感光ドラムに作成し, そのドラムに静電気でトナーを付着させて紙に印刷する. 似た方式としてLED方式や, 静電ドラム方式 などもある(感光ドラムへの印刷イメージ作成方法で区別). 高品質で印刷も速いが高価.

印字単位

  1. シリアルプリンタ … 1 行を単位として, 1 文字ずつ印刷.

    シリアルプリンタでは, ドットインパクト方式やインクジェット方式が主流.

  2. ラインプリンタ … 一行を単位として一行ずつ印刷.

    一行のデータを印刷イメージとして一行ずつ印刷. 昔の主流. ページプリンタがでてきて廃れ, 現在では骨董品.

  3. ページプリンタ …1 ページを単位として印刷.

    ページプリンタでは, レーザビーム方式, LED などが用いられる. 一昔前まではカラーページプリンタでは, 熔融型熱転写方式が中心. 最近ではレーザービーム方式のカラーページプリンタも(→専攻のepprなど.)

制御コード (=使用するフォント, 印字位置, 画像情報などを記述する)

  1. Postscriptプリンタ … 最近の主流

    Postscritというページ記述言語を制御コードに用いるプリンタ.

他には, LIPS(キャノン LASER SHOTの制御コード)など. よくわかんないのでパス.


・最近の主流:

『インクジェット or レーザ な PS プリンタ』.

・というわけで, Postscript 形式のデータ は印刷可能.

・逆に, Postscript 形式以外のデータは送っちゃ駄目!! .


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