本ドキュメントは EP WWW サーバの予備機 sango に OS(Debian GUN/Linux 9.0 (Stretch)) を install する際の手引きである.
Debian GNU/Linux 9.0 のインストール用 CD-ROM (以下, インストール CD)を作成する.
1st Boot Device | [ATAPI CD-ROM] |
2st Boot Device | [IDE:HL-DT-ST DVDRAM GSA-4167B |
起動, Graphical installを選択.
「Japanese 日本語」を選択する.
「日本」を選択する.
インストールに関するメインメニューが表示される. このメニューを使って, Debian の各設定とインストールを行う. 通常「続ける」の欄を選択するか, 「Enter」を押せばよい.
ここでは本当のホスト名 orange を入力しない. サーバ入れ換え時にホスト名, IP アドレス を入れ換える.
項目 | 内容 |
---|---|
ホスト名 | sango (予備機用ホスト名) |
IP アドレス | 133.50.160.53 (予備機用 IP アドレス) |
ネットマスク | 255.255.254.0 |
IP ゲートウェイアドレス | 133.50.160.1 |
ドメイン名 | FQDNからマシン名を除いたドメイン名 ep.sci.hokudai.ac.jp |
DNS サーバ |
133.87.45.70 133.87.45.66
133.87.1.11 (複数の DNS サーバを指定する場合は, アドレスを空白で区切る.) |
注 : 何番目の mondo ユーザに割り当てられていて,何番のユーザ ID にすればよいのかについてはあらかじめ http://www.ep.sci.hokudai.ac.jp/~epcore/dvlop/y201*/mondo.html で確認すること.
ハードディスクは /dev/sda, /dev/sdb として認識される.
SCSI8 (0,0,0) (sda) - 1.0 TB ATA Hitachi HDT72101 > 1. 基本 983.0 GB B f ext4 / (起動フラグを立てる) > 2. 倫理 17.2 GB f スワップ スワップ SCSI9 (0,0,0) (sdb) - 1.0 TB ATA Hitachi HDT72101 > 1. 基本 983.0 GB f ext4 /bk > 2. 倫理 17.2 GB f スワップ スワップ
最終的な WWW サーバのパーティション構成についてはディスク構成を参照せよ.
「パーティションのセットアップ終了」 を選択し, 「パーティショニングの終了とディスクへの変更の書き込み」 で書き込む.
注 1
パーティションの種類は基本パーティション
を選択する.
注 2
システム領域(/)として使用する予定の領域 /dev/sda に boot フラグを
つけ忘れないようにすること.
注 3
/bk はデフォルトのマウントポイントの選択肢に無いので, 手動で設定する.
注 4
ファイルシステムタイプの選択には「ext4」
を選択する.
注 これにより apache2 が自動的に /etc/ 以下にインストールされる.
apt を用いてネットワーク経由でパッケージのインストールを行う. まずは root で接続先の設定を行う.
# nano /etc/apt/sources.list
既に記述されているものを全てコメントアウトし, 以下の記述を追加.
deb http://dennou-k.gfd-dennou.org/debian/ jessie main contrib non-free deb-src http://dennou-k.gfd-dennou.org/debian/ jessie main contrib non-free deb http://security.debian.org/ jessie/updates main contrib non-free deb-src http://security.debian.org/ jessie/updates main contrib non-free deb http://dennou-k.gfd-dennou.org/debian/ jessie-updates main contrib non-free deb-src http://dennou-k.gfd-dennou.org/debian/ jessie-updates main contrib non-free
編集が終わったら設定を反映させる.
# apt-get update
文字化けを防ぐために言語環境を英語にする.
# export LC_ALL=C # export LANG=C # export LANGUAGE=C
インストールは以下のコマンドで行う.注 言語環境を変更しないと, インストール時に出力されるメッセージが文字化けするという悲惨な現象が起こるので, 忘れずに変更しましょう.
# apt-get install ****全てのサーバにインストールすべきパッケージを列挙する. ただしデフォルトでインストールされているものは($),2017 年度install していないものは(#)と先頭に書いた.
# apt-get upgrade
$ su
passwd :
# visudo
------
mondo* ALL = ALL(ALL)
を追加.
# emacs /etc/cron.daily/ntpdate実行権限を与える
# chmod +x /etc/cron.daily/ntpdate
最終更新日:2017/11/24 (吉田 辰哉) | Copyright © 2017 epcore |