日置幸介, 星の電波で大陸の動きを測る
科学朝日、第45巻、第6号、25-29, 1985.
一般科学雑誌への初の執筆。当時科学朝日副編集長だった朝日新聞社の泊次郎氏による 原稿依頼。同年秋には前年に行われたVLBI実験との結果の比較により太平洋プレートの運動 が検出され新聞紙上をにぎわし、当日の毎日新聞のコラムにこの科学朝日の記事が引用され ました。従来何百万年の単位でしか測られていなかったプレートの動きを年単位で測ること の学術的な意義を解説しています。この下にリストされているTectonophysics誌のHeki et al. (1987)は1984-1985の期間に観測された太平洋プレートの運動を報告したもの。
日置幸介 (email: heki@ep.sci.hokudai.ac.jp)