講評

■以下の本を読んで下さい. 木下是雄著, 1981: 理系の作文技術, 中公新書, ISBN4-12-100624-0 ■技術文書になっていないものが多すぎる! ・参考文献の書き方 - 「パソコン用語辞典より」というようなものが多すぎる. (例1), (例 2) これでは読み手が参考文献を再度引用することができない. - 「いろいろ調べたが...」というのも困る. (例) 何をしたのか全くわからない. 少なくとも, 「A, B, C, という本は調べたが載っていなかった」という書き方にしよう. 「うまくいかない」という情報を伝えるもの重要. ★参考文献の書き方 その文書を読んだ人がその参考文献を引けるだけの情報を書くこと. - 本の場合 著者, 発行年, タイトル, 出版社, ISBN コード ex: 武藤健志 著, 2000: Debian GNU/Linux 徹底入門 - Potato 対応版-, 翔泳社, ISBN4-88135-949-5 - ホームページの場合 (著者), ページのタイトル, URL ex: もろほし あきこ, 「CVS の使い方」 http://www.race.u-tokyo.ac.jp/users/moro/cvs/ - 良い例: 例 1, 例 2 ・いらない「コメント」が多すぎる TA に対して弁解をする必要はまったくありません. (例) ・文章には適当にインデントを付ける. 他の人に読みやすいかどうか考えよう. 作業内容とコメントをだらだら続けて書かない. - 悪い例: 例 1 - 良い例: 例 1, 例 2