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Debian GNU/Linux インストールガイド


  1. この文書について
  2. 準備
  3. インストール CD の作成
  4. Debian GNU/Linux 4.0 (etch) インストール手順
  5. さらなるパッケージの追加と削除
  6. 参考文献

この文書について

これは, 学部生を対象とした講義「情報実習」で学部生が Debian GNU/Linux 4.0 (etch) をインストールをするためのマニュアルである.

準備

ここからは多くのメッセージが表示され, 多くの設定作業を伴います. レポートに書き漏らさぬよう, 適切に記録をとることをお勧めします.

またこのマニュアルはベータ版です. この通りに進まないことや, 説明の足りていない箇所が多々あると思われます. マニュアルに書いていなことも調べレポートに書いてください.

インストール CD の作成

イメージファイルのダウンロード

今回は EP FTP サーバ ftp://ftp.ep.sci.hokudai.ac.jp/pub/Linux/を使う. (これは授業のために一時的に設置したもである. 授業以外で必要な場合は Debian の公式サイト http://www.jp.debian.org/CD/netinst/ 等から入手できる.)

ライティングソフトのインストール

http://http://www.ntfs.com/iso_burner_free.htm

Debian GNU/Linux 4.0 (etch) インストール手順

言語の選択

「Japanese 日本語」 を選択

キーボードの配置の選択

「日本 (106 キー)」を選択

ネットワークの設定

手動で設定する

Debian アーカイブのミラーを選択

ディスクのパーティショニング

Windows の領域がすでに存在しているので, 残りを Linux の領域として使用する. 前回 Linux 領域を作成したが, 今回はそれを一旦削除し, Windows の領域のみにしてから Linux 領域を作成する.

元の画面にもどったら, 「パーティショニングの終了とディスクへの書き込み」を選択.

ユーザとパスワードのセットアップ

root と一般ユーザパスワードを入力する.

ベースシステムのインストール

インストールが終了すると, debian package の利用調査に参加するかどうか 聞かれる. ここでは「いいえ」チェックボックスにマークし, 続行

ソフトウェアの選択

「標準システム」にのみチェックを入れる, 必要なものは OS インストール後手動でインストールすればよい.

ハードディスクへの GRUB ブートローダのインストール

「マスターブートレコードに GRUB をインストールしますか?」と聞かれるので「はい」を選択.

インストールが終了したら, CD-ROM をドライブから取り出し, 再起動.

今までの作業でシステムの本体のインストールは終了です. しかし, kterm 等の必須パッケージが未だインストールされていないため, それらをインストールする必要があります. また使わないパッケージの削除も同時に行います.

さらなるパッケージの追加と削除

apt の設定

ネットワーク経由でインストールする際には, Debian 用パッケージをネットワークの何処から取得するかを記述する必要があります. vi を使って自らの手で書くことにします. まずは root になって、その後、以下のファイルを開きます.

# vi /etc/apt/sources.list

既にある行をすべてコメントアウトし, 以下の 1 行を記述しましょう.

deb http://dennou-h.gfd-dennou.org/library/Linux/debian etch main contrib non-free

編集が終わったら保存をします. そして今書いた設定を有効にするために, 以下のコマンドを実行します.

# aptitude update

パッケージの追加と削除

「x-window-system-core」の追加中に画面の解像度を聞かれることがある. その時は 「1024x768」(もしくは 「1024768」) を選択

それでは, 引き続き インストール後の設定を行います

参考文献


最終更新: unknown (unknown), 作成日: unknown (unknown) EPnetFaN © 2008