これは, 学部生を対象とした講義「情報実習」で学部生が Debian GNU/Linux 5.0 (lenny) をインストールをするためのマニュアルである.
ここからは多くのメッセージが表示され, 多くの設定作業を伴います. レポートに書き漏らさぬよう, 適切に記録をとることをお勧めします.
またこのマニュアルはベータ版です. この通りに進まないことや, 説明の足りていない箇所が多々あると思われます. マニュアルに書いていなことも調べレポートに書いてください.
今回は EP FTP サーバ ftp://ftp.ep.sci.hokudai.ac.jp/pub/Linux/を使う. (これは授業のために一時的に設置したもである. 授業以外で必要な場合は Debian の公式サイト http://www.jp.debian.org/CD/netinst/ 等から入手できる.)
http://http://www.ntfs.com/iso_burner_free.htm
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インストール CD を入れて起動,
Installer boot menu
と表示されるので,「Graphical install」 を選択.
「Japanese 日本語」 を選択
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「日本 (106 キー)」を選択
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eth0: Marvell Technology Group Ltd. 88E8056 PCI-E Gigabit Ethernet Controller
を選択する.
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手動で設定する
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Windows の領域がすでに存在しているので, 残りを Linux の領域として使用する.
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debian package の利用調査に参加するかどうか 聞かれる. ここでは「いいえ」チェックボックスにマークし, 続行
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「標準システム」にのみチェックを入れる, 必要なものは OS インストール後手動でインストールすればよい.
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「マスターブートレコードに GRUB をインストールしますか?」と聞かれるので「はい」を選択.
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インストールが終了したら, CD-ROM をドライブから取り出し, 再起動.
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今までの作業でシステムの本体のインストールは終了です. しかし, kterm 等の必須パッケージが未だインストールされていないため, それらをインストールする必要があります. また使わないパッケージの削除も同時に行います.
ネットワーク経由でインストールする際には, Debian 用パッケージをネットワークの何処から取得するかを記述する必要があります. vi を使って自らの手で書くことにします. まずは root になって、その後、以下のファイルを開きます.
# vi /etc/apt/sources.list
既にある行をすべてコメントアウトし, 以下の 1 行を記述しましょう.
deb http://dennou-h.gfd-dennou.org/library/Linux/debian lenny main contrib non-free
編集が終わったら保存をします. そして今書いた設定を有効にするために, 以下のコマンドを実行します.
# aptitude update
下準備として, 文字化けを防ぐために言語環境を英語にします.
# export LC_ALL=C # export LANG=C # export LANGUAGE=C
パッケージの追加
# aptitude install sudo # aptitude install x-window-system-core xserver-xorg # aptitude install gnome-core # aptitude install ttf-vlgothic ttf-sazanami-mincho ttf-sazanami-gothic # aptitude install uim uim-anthy uim-xim uim-gtk2.0 uim-applet-gnome
「x-window-system-core」の追加中に画面の解像度を聞かれることがある. その時は 「1024x768」(もしくは 「1024768」) を選択
更新されたパッケージの upgrade
# aptitude safe-upgrade
それでは, 引き続き インストール後の設定を行います
最終更新: 2009/06/26 (徳永 義哉), 作成日: 2009/06/24 (徳永 義) | EPnetFaN © 2009 |