ユーザアカウント・パスワードの設定

Windows Vista では 1 台のパソコンを複数のユーザで使い分けることができる マルチユーザー機能が用意されています。マルチユーザ 機能を利用すると、ユーザごとに自分に合わせた環境で PC を使用することが できます。ここでは、ユーザアカウントの作成とパスワードの設定手順について 説明します。

1. ユーザアカウントの作成

アカウントを作成するのは, 受講生とその実験機を担当している VTA です。

1. [スタート]→[コントロールパネル]→[ユーザアカウント] →[ユーザーアカウントの追加または削除]。 許可を求められるので[続行]。
2. "新しいアカウントの作成" をクリック。
3. 追加するユーザの名前を入力し、 "管理者"にチェックを入れて[アカウントの作成]をクリック。
4. これで新しいアカウントが作成されました。
5. 受講生だけでなく, VTA のアカウントも作成してください。 アカウントの種類は受講生と同様に "管理者" にしてください。

2. パスワードの設定

1. ウィンドウ下の "メインのユーザーアカウントのページに移動" をクリック。
2. "別のアカウントの管理" をクリックして パスワードを設定するアカウントを選択。
3. "パスワードの作成" をクリック。
4. 新しいパスワードの入力と新しいパスワードの確認入力、パスワード のヒントとして使う単語や語句を入力し、 [パスワードの作成] をクリック。
5. 以上の設定が終ると、パスワードを設定したアカウントの下には 「パスワード保護」という表示が追加されます。又、以後ログオン時には パスワード入力が必要になります。

3. administrator について (備考)

以下は備考です。実際の作業は必要ありません。

Windows NT 系 (NT, 2000, XP, Vista) には、administrator というアカウントが存在します。 このアカウントは、Linux でいう root アカウントに相当し、 インストール時に自動で作成される特別なアカウントです。 ただし、Windows Vista Home Edition では通常では表示されず、 セーフモードで起動したときのみログオンすることが出来るようになっています。 デフォルトではパスワードは設定されておらず、セーフモードで起動すると パスワード無しでログイン可能なので注意しましょう。

なお、Windows XP をセーフモードで起動する方法については コンピュータをセーフモードで起動する方法 が参考になるでしょう。

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