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Debian GNU/Linux インストールガイド


  1. この文書について
  2. 準備
  3. インストール CD の作成
  4. Debian GNU/Linux 5.0 (lenny) インストール手順
  5. さらなるパッケージの追加と削除
  6. 参考文献

この文書について

これは, 学部生を対象とした講義「情報実習」で学部生が Debian GNU/Linux 5.0 (lenny) をインストールをするためのマニュアルである.

準備

ここからは多くのメッセージが表示され, 多くの設定作業を伴います. レポートに書き漏らさぬよう, 適切に記録をとることをお勧めします.

またこのマニュアルはベータ版です. この通りに進まないことや, 説明の足りていない箇所が多々あると思われます. マニュアルに書いていなことも調べレポートに書いてください.

インストール CD の作成

イメージファイルのダウンロード

今回は EP FTP サーバ ftp://ftp.ep.sci.hokudai.ac.jp/pub/Linux/を使う. (これは授業のために一時的に設置したもである. 授業以外で必要な場合は Debian の公式サイト http://www.jp.debian.org/CD/netinst/ 等から入手できる.)

ライティングソフトのインストール

http://www.ntfs.com/iso_burner_free.htm

Debian GNU/Linux 5.0 (lenny) インストール手順

と表示されるので,「Graphical install」 を選択.

言語の選択

「Japanese 日本語」 を選択

キーボードの配置の選択

「日本 (106 キー)」を選択

ネットワークの設定

eth0: Marvell Technology Group Ltd. 88E8056 PCI-E Gigabit Ethernet Controller

を選択する.

ネットワークの自動設定に失敗したら, 手動で設定する

ディスクのパーティショニング

Windows の領域がすでに存在しているので, 残りを Linux の領域として使用する.

ユーザとパスワードのセットアップ

パッケージマネージャの設定

popularyity-contest を設定

debian package の利用調査に参加するかどうか 聞かれる. ここでは「いいえ」チェックボックスにマークし, 続行

ソフトウェアの選択

「標準システム」にのみチェックを入れる, 必要なものは OS インストール後手動でインストールすればよい.

ハードディスクへの GRUB ブートローダのインストール

「マスターブートレコードに GRUB をインストールしますか?」と聞かれるので「はい」を選択.

インストールが終了したら, CD-ROM をドライブから取り出し, 再起動.

今までの作業でシステムの本体のインストールは終了です. しかし, kterm 等の必須パッケージが未だインストールされていないため, それらをインストールする必要があります. また使わないパッケージの削除も同時に行います.

さらなるパッケージの追加と削除

apt の設定

ネットワーク経由でインストールする際には, Debian 用パッケージをネットワークの何処から取得するかを記述する必要があります. vi を使って自らの手で書くことにします. まずは root になって、その後、以下のファイルを開きます.

# vi /etc/apt/sources.list

既にある行をすべてコメントアウトし, 以下の 1 行を記述しましょう.

deb http://dennou-h.gfd-dennou.org/library/Linux/debian lenny main contrib non-free

編集が終わったら保存をします. そして今書いた設定を有効にするために, 以下のコマンドを実行します.

# aptitude update

パッケージの追加と削除

「x-window-system-core」の追加中に画面の解像度を聞かれることがある. その時は 「1024x768」(もしくは 「1024768」) を選択

それでは, 引き続き インストール後の設定を行います

参考文献


最終更新: 2010/06/18 (馬場 健聡), 作成日: 2009/06/24 (徳永 義哉) EPnetFaN © 2009