OS にしてもアプリケーションにしても、古くなると様々なセキュリティホールが
発見され、クラッカーの餌食になります。
簡単で効果的な対策として、セキュリティを強化した
新しいバージョンの OS やアプリケーションにアップデートする方法があります。
Windows では Windows Update を使って、
OS 本体や OS に付属するアプリケーションをアップデートし、
セキュリティを強化できます。
以下で実際に Windows Update をおこなってみます。今は Windows7 SP1 まで出ているので Windows Update は三回行います。
- 画面左下の [スタート] → [すべてのプログラム]→
[Windows Update ]を選択します。
- [更新プログラムの確認]をクリック。
- 新しい Windows Update ソフトウェアをインストールするという
表示が出るので [今すぐインストール]をクリック。
- 更新プログラムをコンピュータにダウンロードしてインストールしますという
表示が出るので [更新プログラムのインストール]をクリック。
- ここのダウンロードとインストールが終了するのは 60 分近くかかると思います。なので、更新プログラムをコンピュータにダウンロードをしている最中にレクチャーをやろうと思います。
- 「悪意のあるソフトウェアの削除ツール」のライセンス条項が表示されるので目を通して
「同意します」にチェックを入れて、[完了]をクリック。
- "新しい設定を有効にするにはコンピュータを再起動する必要があります"
と言われる場合には [はい] をクリックし、再起動を行います。
この再起動は2回ほど行われると思います。ここで、一回目のUpdate は終了です。
- 再起動が終了したら、再度 Windows Update を行います。
画面左下の [スタート] → [すべてのプログラム]→
[Windows Update ]を選択します。
- [更新プログラムの確認]をクリック。
- 「今すぐインストール]をクリック。
- [更新プログラムのインストール]をクリック。
- 再起動を行います。
この再起動は2回ほど行われると思います。二回目の Update には30分ほどかかります。ここで、二回目の Update も終了です。
- 再起動が終了したら、最後の Windows Update を行います。
画面左下の [スタート] → [すべてのプログラム]→
[Windows Update ]を選択します。
- [更新プログラムの確認]をクリック。
- [今すぐインストール]をクリック。
- [更新プログラムのインストール]をクリック。
- 再起動を行います。三回目の Update には 10 分ほどかかります。ここで、三回目の Update も終了です。
- 再起動が終了後最後の更新プログラムの確認を行います。
画面左下の [スタート] → [すべてのプログラム]→
[Windows Update ]を選択します。
- [更新プログラムの確認]をクリック。
この更新はおそらく必須のプログラム更新はないと思います。
なので、更新プログラムをコンピュータにダウンロードしてインストールしますというタブは出てこないと思います。なので今回の Update はここまでとします。
以上でアップデートは終了です。
これでいくつかのセキュリティーホールは閉じられたはずです。
Windows は利用者が多い分だけセキュリティホールを狙うクラッカーの数も
圧倒的に多くなります。日頃から頻繁に Windows Update を行うように
しましょう。
しかしこの作業によってクラッカーからのあらゆるアタックを防御できるという
わけではありません。日頃からセキュリティ関係の問題に耳を傾けておくことも
重要です。
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