これは, 学部生を対象とした講義「情報実習」で受講生が Debian GNU/Linux 7.0 (wheezy) をインストールをするためのマニュアルである.
ここからは多くのメッセージが表示され, 多くの設定作業を伴います. レポートに書き漏らさぬよう, 適切に記録をとることをお勧めします.
またこのマニュアルはベータ版です. この通りに進まないことや, 説明の足りていない箇所が多々あると思われます. マニュアルに書いていないことも調べレポートに書いてください.
今回は Debian JP Project の公式サイトの Debian "wheezy" インストールCD DVD用イメージ から PC/サーバー用 netinstイメージ 64 bit(amd64) を選択し,debian-7.0.0-amd64-netinst.isoを入手する.
インストール CD を入れて起動,
Installer boot menu
と表示されるので,「64 bit Graphical install」 を選択.
「Japanese 日本語」 を選択
「日本」を選択
「日本」を選択
手動で設定する(もしDHCPで設定が成功してしまったら,いったん戻って「手動で設定」を選択)
Windows の領域がすでに存在しているので, 残りを Linux の領域として使用する.
debian package の利用調査に参加するかどうか 聞かれる. ここでは「いいえ」チェックボックスにマークし, 続行
「標準システムユーティリティー」にのみチェックを入れる, 必要なものは OS インストール後手動でインストールすればよい.
「マスターブートレコードに GRUB をインストールしますか?」と聞かれるので「はい」を選択.
インストールが終了したら, CD-ROM をドライブから取り出し, 再起動.
今までの作業でシステムの本体のインストールは終了です. しかし, mlterm 等の必須パッケージが未だインストールされていないため, それらをインストールする必要があります. また使わないパッケージの削除も同時に行います.
まず,一般ユーザでログインする.
下準備として, 文字化けを防ぐために言語環境を英語にします.
$ export LC_ALL=C $ export LANG=C $ export LANGUAGE=C
su コマンドを使ってroot になる.
$ su password [root のパスワード]
パッケージの追加
# aptitude update # aptitude install sudo # aptitude install x-window-system-core xserver-xorg # aptitude install gnome-core # aptitude install uim uim-anthy # aptitude install mlterm # aptitude install iceweasel iceweasel-l10n-ja
「x-window-system-core」の追加中に画面の解像度を聞かれることがある. その時は 「1024x768」(もしくは 「1024768」) を選択
それでは, 引き続き インストール後の設定を行います
最終更新: 2013/06/13 (三上 峻), 作成日: 2009/06/24 (徳永 義哉) | EPnetFaN © 2000-2013 |