情報実験とは
目的
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情報環境の技術的基本概念を実体験し,
自分の情報環境は自分で構築・維持できるようになる
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自分のおかれているネットワーク環境がどのように維持管理されているかを知る
野望
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計算機・ネットワークに関する高いスキル(技術と倫理)を身に付けた情報の発信者が生れる
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情報科学, 計算機科学の心を伝えることを試み,
地球惑星科学の情報化へ貢献できる人材が(勝手に) 育つことを期待する
内容概略
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■ 心得:セキュリティーを守る
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なぜ, 情報実験なのか?
- セキュリティーの重要性 (とにかくパスワードは重要)
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■ 計算機の仕組みの理解 (分解して組み立てる)
- 最低限 UNIX
- 分解と組み立てを介したハードウェアへの習熟
- OS のインストール Linux
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■ 計算機ネットワーク入門
- TCP/IP, IPアドレス, DNS, ネットマスク, ゲートウェイ, Ethernet
- ポートの概念, ping, ip, host, etc...
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■ ネットワークコンピューティング
- リモートアクセス (ssh, scp)
- クライアント・サーバシステム( X Window System, WWW サーバ)
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■ 地球惑星情報実習
- 数値計算入門
- 大気大循環モデル, 計算データの扱い方
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■ 情報集積と加工技術の習得
- 他者にとって役に立つレポートの作成
- 作業を振り返るための作業ログの作成
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秀: 特に優秀だと認められた場合.
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優: 積極的に授業に参加し, 技術文章として使いものになるレポートを提供
- 積極的にレクチャーおよび実技に取り組むこと.
- 自分で調べて, 技術文章として, 第三者に対して役に立つ内容の
(情報を提供する)レポートが書けること.
- 例: EPnetFaN 座学編
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良: 作法を身に付け,
読みやすいレポートを提出
- 授業態度は重要 ! いればいいというものではない.
- 体裁が整った読みやすいレポートが書けること.
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可: 欠席 3 回以下 + レポート提出.
- 遅刻・早退・中途退出は欠席としてカウント, 欠席理由は考慮しない.
- レポートは全て必ず提出すること. 当然, レポートは全て第三者が読んでわかるものでなければならない.
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科学技術文章作法に基づいて作成すること. 科学技術文章作法については ここ参照のこと.
This page is updated on 2019/03/29 by YOSHIDA Tetsuji