0、はじめに
ネットワークを介してDVデータの送受信を行うと、膨大な量のデータがネットワーク上を流れるため、生活環境を圧迫してしまう。2003年9月27日、この問題を解決するべくjoho03を含むJGNプロジェクトのDVTSサーバ群のネットワーク構成を変更し、実験環境と生活環境の分離を行った。本文書は変更後のネットワーク構成図と簡単な検証結果である。
1、専攻ネットワーク内におけるdvtsサーバのネットワーク構成図
router | --------------------------------------------etc | | | | ringo epmail epwww epnews | -------------------------------------etc | | | | JGN <------- azul joho3n eva blue | | --------------- privateIP空間 | | joho03 cygnus等
2、検証
ネットワーク構成変更後、専攻ネットワーク内の計算機に対して ping をうつことによって、joho03のネットワーク構成の検証を行った。結果は以下の通りである。
・計算情報サロン,電脳大飯店 → joho03joho03のもつIPアドレスに送られて来た情報に関しては、azulに向けてくれるようringoを設定してあるので、joho3n,joho3n+1,2からjoho03に対してはpingが通る。・joho03 → 計算情報サロン,電脳大飯店joho03からに対しては、グローバルIPをもつjoho3nのマシンに対してはpingが通るが、プライベートIPしか持たないjoho3n+1,2に対してはringoとprivate空間との間にNATサーバ(blue)がかまさっているため、pingが通らない。・専攻サーバ群 → joho03専攻サーバ群はringoの外にあるのだが、階層構造的にringoと専攻サーバ群の1つ上にあるルータが202.19.252.201/29系のIPに送られて来た情報に関してはazulに向けてくれるよう知らないので、専攻サーバ群からjoho03にはpingが通らない。・joho03 → 専攻サーバ群azulはJGN以外は、133.87.45.0/24以外のアドレス空間には出れるように設定されていないので、専攻サーバ群にはpingが通らない。