院試のウラ話



  3月の初めに院試の後期試験の合格通知が届いた。
これで晴れて4月には院生になれるわけだが、そこに到達するまでにはいろいろな
苦労と笑いがあった。  ここではそんな院試にまつわる裏話をしようと思う。

 自分は4年生になった時点で院生になろうと思っていた。 就職活動が面倒くさい、
という理由もあったがとりあえず修士までは、もしかしたら博士課程まで研究活動を
しようと考えていた。 というわけで、9月の頭にあった前期の院試の勉強を
1ヶ月くらい前からそれなりにはしていた。 ただ、T一先輩の話によると
よほど悪くない限り全員通るらしいのでかなり楽な気分でいた。

 しかし、今年から 院生の質が悪くなった事を理由に 今年は厳しくやろう
という方針に変わっていて、かなりの人数が落ちる結果となった。
1日目に語学と専門科目の筆記で2日目に面接だったのだが、自分は足きりされて
面接も受けられなかった。 2日目の朝に学校にきてその結果を知った自分は
することがなくなったので1日中Snoodをやっていた。(笑)

 実はこの時期は昼は学校で勉強、夜は家でFF9をプレイしているという生活をしていて、
院試の直前くらいにゲームも終盤に差し掛かっていた。 で、ある友人I井さんから
”院試の前にクリアしてくれないと俺も気になるからクリアしてくれ”という
要望があり、(笑)"じゃあクリアするか"と院試の前日の夜にラスボスに勝負を挑んだ。
みごとラスボスを破りエンディングが始まったのが院試当日の夜中の2時だった。
その証拠として掲示板に書き込みをしている。
・・・これじゃあ受かるわけないよな。(笑)

 この後、担当教官のM枝先生に1時間以上説教されたのだが(笑)、
とにかく自分は後期試験を受けることになった。

 後期試験の形式は、語学と面接として地惑の教官達の前で卒論発表という事になった。
問題はその時期で、卒論発表の一週間後に行われることになった。
どう考えても英語の勉強をする暇がない。 試験を受ける前から全く受かる気がしなかった。
が、担当教官に卒論発表の練習などいろいろ面倒を見てくれたし、これに落ちると
1年間プーになってしまうので、(笑) 前回よりは頑張って勉強をした。

 しかし、この時期も懲りずにDQ7を卒論とほぼ同時進行でプレイしていて、
これをクリアしたのは卒論仮提出の日の夜だった。 今回も掲示板に書き込んでいる。
テンパればテンパるほど遊びたくなる、典型的なだめ人間だ。(笑)

 試験結果は予想通り、語学はまったくできなかった。
何度も練習した卒論発表も当日に限ってOHPシートを一枚忘れる(しかも肝心なところ)し、
試験官からの質問もろくに答えられないなど散々な結果だった。

 にもかかわらず受かったのは、担当教官のおかげである。
結局遊びまくっていたにもかかわらず、首の皮一枚つながって院生になれた
というわけだ。(笑)

 今年自分の研究室に6人も新4年生が入る。 そのうち少なくとも4人は院生希望らしい。
彼らには自分の二の舞いを演じないよう頑張ってもらいたいものである。(笑)

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01/03/06 作成