0. はじめに
これは JTerminal を使用して local の日本語ファイル (UTF-8) を表示できるようにして、
文字コードが違う (EUC) リモートホストでも日本語を表示させる方法のメモである。
1. 環境
OS | Mac OS X 10.4.4 |
Terminal | JTerminal 1.2.0 |
Shell | bash 3.00 |
Pager | lv 4.51 |
Packege Manger | fink 0.8.0 |
Code Converter | cocot 20041220 |
2. インストール
上記のパッケージのうち JTerminal と fink はオフィシャルのインストーラを使用。bash、lv、cocot は fink からインストールした。
3. 環境変数
3.1 for local
JTerminal の環境設定で文字コードを "UTF-8"、LANG を "ja_JP.UTF-8" に設定する。残りの環境変数は .bashrc に記述しているが、ここでまとめて登録しても問題ないはず。
そして、端末で日本語を入力できるようにする為の設定を .inputrc に記述する。
ここで設定した全ての設定が必須ではないと思われるので、個々の環境に合わせて
カスタマイズしてもらいたい。
-- .bashrc -- export PAGER='lv' export LV='-Ou8' export LESSCHARSET='utf-8' export OUTPUT_CHASET='ja_JP.eucJp' -- .inputrc -- set input-meta on set output-meta on set convert-meta off |
3.2 for remote
3.1 の設定でローカルの日本語 (UTF-8) は表示できるようになったが、
リモートの Linux サーバが EUC であるケースはよくあると思う。
一時的に locale を変更して ssh しても上手くいかなかったので
cocot を用いて ssh をする事で解決した。