画面の保存


この小ネタ集でも使っているが、Windows の画面を保存して画像ファイルにする事ができる。
方法は簡単で、プリントスクリーンキー (PrtSc)を使う。
PrtSc キーを押すと (キーボードの配置によっては Fn + 何かの場合もある)
現在の画面がクリップボードに貼り付けられる。

クリップボードとはコピーをした時に一時的に保存される場所で、
実体はシステム内部に確保された共有メモリであり、
この共有メモリを介してデータ転送を可能にする。
コピーされる情報は複数のフォーマットでデータをクリップボードに転送しており、
貼り付けられるソフトによってコピーされる情報のロスを最小限にするようになっている。
クリップボードビューアというツールで現在貼り付けられている情報を見る事ができる。

で、クリップボードに画面を貼り付けた後に画像編集ソフトを起動する。
ペイントでも何でもよいが、保存できる画像のファイル形式は起動したソフトに依存する。
(ペイントの場合は bmp、jpg、gif 形式で保存できる)
ソフトを起動した後、"編集""貼り付け" (ソフトによって変わる) を選択すると、
クリップボードの内容を貼り付ける事ができる。
後は普通の画像ファイルと同じように扱う事ができる。

基本的にクリップボードに貼り付けられる情報は一つだけなので、
複数の画面を保存したい場合はいちいち画像ファイルに変換する必要がある。

ちなみに、Alt + PrtSc を押すと現在アクティブの画面 (ダイアログボックスだけとか) が
クリップボードに貼り付けられる。


2001/12/19 作成