昭和五十年寮歌 憧憬の故郷 佐藤守君 作歌 関川哲夫君 作曲 (1,2,3,4,5 繰り返しなし) 1. 「汝が故郷は何処にありや」 熱き血潮に身は溢れども 希望を胸に行方も知れず 朔風に身を寄せ漂泊い出でん 2. 聳ゆるポプラは何をか象徴し 遙かな大地は何語るらん 渺茫の地に理想を秘めて 真摯の道を歩みゆかん 3. 逍遙の詩静寂に透り 曠野を一人ゆく吾佇めば 日輪幽寂に手稲の端にて 朱に染まらん哉原始の森は 4. 嗚呼寮友よ夕の瞑想 己身に嘆けども憂愁はやまず 白銀の季節寮舎に在りて 熱き心を語り明かせよ 5. 光幽けき憧憬の故郷 霞静かに流れ渡りて 新緑にみる自然の黙示 北溟の大地は我が故郷か