Realproducer での動画圧縮手順

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Realproducer を用いた動画像圧縮手順を以下の 2つの方法について解説します。
  1. 映像、音声の両方ともデジタルビデオカメラから入力する場合。
  2. 音声をミキサーから入力する場合。
1, の特徴はミキサーを使わないため配線が簡単になる一方で音量調節が難しく またノイズが入りやすいため音質は良くありません。 2, は入力する音量を適切に 調節できさらにデジタル化してエンコーダーに入力するため高音質が得られます。

[目次]

  1. 使用する機材

  2. 各機材の準備
  3. エンコーダへの接続
  4. realproducer の起動
  5. 撮影中の録音レベルの調整
  6. 撮影の停止


1, 使用する機材

デジタルビデオカメラ エンコーダ ミキサー マイク他
アルミケース(小) Panasonic
ソフトケース SONY
Chikap (Windows) ミキサーラック アルミケース(大)
必要なケーブル類も入っています。


2, 各機材の準備



3, エンコーダへの接続



4, realproducer の起動

RealProducer Plus を起動.
ビデオから撮影するので 『Record From Media Device』 を選択.
ビデオキャプチャーに使用するデバイス選択をおこなう.
サウンドカード(Capture Audio)は
  カメラから音声ミニ端子を通じて入力する場合は『
ミキサーからUSBで入力する場合は『USB
を選択する。

ビデオカード(Capture Video)が『Osprey-100 Video Capture Driver』 となっていることを確認する.
タイトル, 作者, コピーライトを入力する.
ファイルタイプは『Multi-rate SureStream for RealServer G2』を 選択し, 回線速度に合わせたストリーミングのできるrmファイルを 作成するようにする.
サポートする回線速度の設定をおこなう.
視聴者の回線帯域を考えて回線速度の選択を行う。
オーディオフォーマットの設定では『Voice Only』を選択.
ビデオの品質は『Normal Motion Video』を選択する.
キャプチャーしたファイルを保存するディレクトリ及び 保存するファイル名を決定する.
ファイルはデスクトップ上に保存する. ただし, Real Producer は日本語版ではないので, 「デスクトップ」の文字が文字化けしてしまうことに注意.
設定を確認して『完了』をクリックする.
左図が録画画面である.
Controls/Start とするとエンコードが開始される. ビデオカメラで録画を開始しなくてもエンコードは可能である。テープへの録画もする場合はDV ビデオの録画ボタンを押し, DV テープの録画を開始する事。

5. 撮影中の録音レベルの設定

録音の際の音量設定をする場合には, まず Option/Audio Capture Settings/Volume Control を開く
再生コントロールが開く
再生コントロールオプションからプロパティを開く
ミキサーデバイス: VIBRA 128 ミキサーを選択
表示: 録音を選択
ライン(右側)の音量ツマミを上下に動かして録音レベルを調整する.
使うマイクや発表者によって適宜調整する必要があるが, 『Audio Level』が赤いメータまで上がると音が割れるのでレベルを上げ過ぎないように注意.
ミキサーで聞こえる音より周囲の音が小さくとれることに注意する.

6. 撮影の停止

撮影を終了する場合には Controls/Stop とする.

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Last Updated 2003.Jun.15
by Yuuichi Nakagami