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1 台の DVカメラからの映像を学内 LAN を通じて送受信しアナログに変換した 受信画像をプロジェクタに投影するという片方向生中継の方法について解説します。 アナログ変換は DV デッキ、DV メディアコンバータのどちらを利用しても可能です。 尚、双方向生中継は双方に受信と送信合計 4 台の DVTS を用意し 上りと下りで片方向中継を行うことによって実現可能です。
[目次]
- 使用する機材
- 各機材の準備
- 機器間の接続
- DVTS の起動
1, 使用する機材
デジタルビデオカメラ DVTS 送信機 (joho6) DVTS 受信機 (chikap) ![]()
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DV デッキ DV メディアコンバータ ![]()
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※ 本解説では DV デッキを利用する方法と DV メディアコンバータを利用する方法 両方について紹介します。
2, 各機材の準備
- デジタルカメラ (SONY)
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(1)SONYの三脚について説明します。Panasonicも同様です。 (2)止め具を外して足をのばす。 (3)好みの高さに調節。 (4)マウントを外します。 ![]()
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(5)カメラ裏面の穴と一致するように合わせます。 (6)マウントの裏側からネジ止め (7)カメラのセット完了。 (8)ACアダプタ。右上がコンセント側、 右下がカメラへつながる。 ![]()
(9)カメラとの接続。
- DV デッキ
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(1)ビデオの電源を入れる。 (2)DVモードに切り替える (3)ダイヤルを回してチャンネルをF-1にする。
- DVメディアコンバータ
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(1)ACアダプタと電源コードの接続 (2)電源は裏面の端子へ接続 (3)電源スイッチは裏側の黒いボタン (4)「Degital in」に青色ダイオードがついていることを確認 (上の銀色のボタンでAnalog, Digitalが切り替わる)
- DVTS送受信機
送信機(joho6), 受信機(chikap)共, LANケーブルに接続し Linux を起動しログインしておく。受信機の IP アドレスを確認。
3, 機器間の接続
- DVカメラからDVTS送信機
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(1) DVカメラと送信機、受信機とDVデッキ、DVメディコンの接続には IEEE1394ケーブル(6ピン-4ピン)を使用します。 (2) IEEE1394ケーブル(4ピン)をDVカメラに接続 (3) DVTS送信機の背面。IEEE1394の端子は LAN ケーブルの下。 (4) IEEE1394ケーブル(6ピン)をDVTSに接続。
- 受信機から DV デッキへ
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(1) 受信機前面のIEEE1394端子(6ピン)にIEEE1394ケーブルを接続 (2) DVデッキ前面のIEEE1394端子(4ピン)に受信機からのIEEE1394ケーブルを接続
※ アナログデジタル変換を DV デッキで行う場合、受信映像の DV テープへの同時録画が可能になります。
- 受信機から DVメディアコンバータへ
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(1) DVメディコン前面のIEEE1394端子(4ピン)に受信機からのIEEE1394ケーブルを接続
- プロジェクターとの接続
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(1) プロジェクターへは赤白黄ケーブルで接続 (2) DV デッキ背面の赤白黄端子へプロジェクターからのケーブルを接続 (3) DVメディコンも同様に背面の赤白黄端子へ接続。
4, DVTS の起動
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IPv6 の場合. (IPv6アドレス) = xxx
[送信側] $ dvsend -h xxx -option 引数
[受信側] $ dvrecv
IPv4 の場合. (IPv4アドレス) = yyy
[送信側] $ dvsend -4 -h yyyy -option 引数
[受信側] $ dvrecv -4
オプション
-F : パケットロスの監視
-r : 引数 x を指定するとパケットの送出が 1/x になる.
-f : 引数 y を指定するとフレームが 1/y になる.