Helix Rroducer Plus 9 を使用したエンコードの方法

  

セッティング

 使用するものは,USB ケーブルではなく『 IEEE 4 ピン× 4 ピン 』

 この方法により,デジタルビデオカメラからの画像入力も安定し,同時録画も可能になる.
 スイッチの下のカバーを開け,『 DV 』端子に接続

 ビデオテープを入れ,撮影モードに設定する
撮影を開始したいときにデジタルビデオカメラのスタートボタンを押します

これでビデオテープにも録画されます

Helix Producer Plus の起動

IEEE ケーブルを PC の DV 端子に接続する
デジタルビデオカメラの電源を入れると, PC 画面に「デジタルビデオデバイス」が表示される
「何もしない」を選択

「ビデオの取り込み」を選択すると,Windows Media Player での録画がはじまる
Helix Producer Plus 9 を起動
Helix Producer Plus の画面が立ち上がる

Helix Producer Plus の操作

※ 操作順を間違わないで下さい.順番を間違うと即フリーズします.原因究明中.

1)まず画面中央の [ 丸1 ] ( Add File Destination )をクリック
画面左上に生成するファイルの名前を入力する画面が表示される
2)ファイル名の入力

" 講演者名/講演名_日付(_開始時間).rm "

例:Takahashi_2004_03_01.rm
   Takahashi_2004_03_01_09_00.rm(集中講義など)
画面右側,中央の [Destination] に作成したファイル名が表示される
3)[Clip Informartion] をクリック

タイトルなどのファイル情報を入力
Title:Takahashi_2004_03_01.rm

Author: takahashi(編集した人の名前)

Copyright: 「 (C) mosir2004 」 と書き直す

Keyword:付記したいことがあれば入力
次に入力する画像,音声のデバイスを指定します

4)左画面中段の [Device] をクリック

※ ここからの操作順が肝心です.絶対に間違わないように.
まず,入力画像 [Video] から設定します.

5)[Video] の [Microsoft DV camera and VCR] を選択

※ 下段の [Panasonic DVC Web camera] ではありません.これは USB ケーブルを使用する時のみ. よってこの方法では,ビデオカメラ機能の設定は一切行う必要はありません.
画像入力デバイスの選択を行うと左側に撮影映像が入力されます
6)次に音声デバイス [Audio] の選択をします

ミキサーから USB ケーブル接続を行うと4択になります. このうちミキサー対応のデバイス [EDIROL UA-5] を選択
音声が入力されると,画面左の音声バーが反応します
8)次に [Audiences] をクリックし,配信対象・圧縮方法等(“帯域の設定”)を設定します.

※ これはファイル情報の入力(3)の次に行っても構いません.
帯域の設定を行います

まずデフォルトでは 4 つ選択されているのでこれを設定からはずします
以下の 3 つを選択します.
選択のしかたは画面中央の右矢印→をクリック

■ 56k Dial-up
■ 128k Dual ISDN
■ 256k DSN or Cable
右側に新しく設定された項目が入力されていることを確認した後,

[Audio mode] は [Voice]

[Video mode] は [Normal Motion Video]

右上のチェックをはずす
   

       これで設定は完了です.

エンコード

9)エンコード開始

画面右下の [Encode] ボタンをクリックするか,[Cotrols] の [Encode] をクリックします
右画面に撮影映像が表示されます.音声バーも左画面と同じく動いていれば正しくエンコードされています

右画面中央 [Destination] の [Status] が 『Writing』,画面下の [Job] の [Status] が 『Encoding』 であることを確認してください
エンコードを終了するには画面右下の [Stop] もしくは,[Controls] の [Stop] をクリックしてください

右画面のすぐ下に [Done], 画面中段の [Status] が [Complete], 画面下の [Status] が [Done] になっていることを確認してください
Helix Producer Plus 9 を終了します

画面右上の [×] をクリック

job ファイルを作成するか尋ねられるので,毎回作成するようにします.
job ファイル名 " 講演者名/講演名_日付_job " を入力
****************************  important  ******************************

 ここまでの処理途中でソフトがフリーズします
 エンコード処理には問題はないようですが,ソフトを [×] をクリックして
 終了させることができなくなります.
 “応答なし”と言われますので強制終了する以外ないようです.

************************************************************************

生成ファイルの実行 その1

右側中段のこの [丸1] ボタンをクリックすると, 生成されたファイルをリアルプレーヤーで見ることができます.

生成ファイルの実行 その2

Helix RealMedia Editor 9 を起動
実行したいファイルを指定

[File] → [Open RealMedia File...]
指定したファイルの実行が可能になります

ファイル情報を入力した場合,下段に表示されます
中段の [Play] をクリックするとファイルが実行されます

タイムバー・カウンターが起動

動作がおかしいときの対処法

エンコードしている時に [Ctrl] + [Alt] + [Del] キーを押します

[Windows タスク マネージャ] が起動され,[パフォーマンス] で現在の CPU 使用率が確認できます

70% 超が続くようですと,過度の負担となり正しくエンコードがされないばかりか, ハードディスクの故障の原因にもつながります
  

     このエンコード法が一番安定した稼動が可能になります.

    【 注意 !!! 】

     また,このエンコード法では生成されたファイルの音が「プツプツ」と途切れたり,
     早口になる場合が間々あります.


最終更新:中神雄一 2005/03/17