タイミングファイルとは, 講演者が PowerPoint や OHP のページを 切替えた時間を記録したものである.
北大理・地惑の mosir プロジェクト や 地球流体電脳倶楽部の GFD セミナー, 森羅万象学校 では, 講演資料作成ツール群 dcreal によって このタイミングファイルから SMIL ファイルを自動生成する.
この SMIL ファイルにより, 視聴者は講演の途中からでも動画を 見ることができるようになる. 具体例は上記のセミナーのページを 参照のこと.
タイミングファイルとは, 講演者が OHP (もしくは PowerPoint の画面)を 切替えた時間を記録したものである. その書式は以下の通りである.
表示開始時刻,(カンマ)OHP の通し番号:(コロン)OHP の表題
この書式は SOI の タイミングファイルの書式を踏襲している. 具体例はこちら.
注意事項は以下の通りである.
- タイミングファイルの拡張子は trt とする.
- 1 つの RealMedia ファイルに対して 1 つのタイミングファイルを作成する
- 対応関係にある RealMedia ファイルとタイミングファイルの名前は 同じにすること(拡張子だけ異なる). 例えば, gfdsemi-1.rm と gfdsemi-1.trt
講演中はストップウォッチを用いて, タイミングファイル下書きフォーマット (PDF) に 時間 と スライドタイトル を書き込みます. (スライド No. は講演中は書き込む必要はありません).
セミナーが終わり, 公開資料を作成するための作業に入ったら, 上記の下書きを元にタイミングファイルを作成します.
- 担当する RealMedia ファイル, およびその講演の際に用いられた講 演資料 (PowerPoint や OHP をスキャンしたデータ) を作業する PC へダウンロードしてきます.
- エディタ (ノートパッド, 秀丸, Emacs など) を起動します.
- 下図のように 『各スライドの開始時刻』 , 『スライド No.』 : 『スライドタイトル』 を入力します. この際, 以下のことに注意してください.
- 開始時間がストップウォッチとビデオとでずれている場合, ビデオの時間に合わせてください.
- スライド No. には講演資料の「何枚目のスライドか」を入力 を入力してください.
- 同じスライドタイトルで中身が違う場合にはスライドタイトル の末尾に (1), (2), ... を加えてください.
- 作成が完了したら, 保存します. ファイル名は RealMedia ファイル (拡張子 rm) の拡張子を trt に変更した名前にして 下さい.
- 例: ビデオ:
2006_07_27_09_00_Abe_p.rm
, タイミングファイル:2006_07_27_09_00_Abe.trt