RealProducer Basic (Windows 版）によるエンコード

• 履歴
  • 2007/08/16 (小高正嗣)

概要

パソコンに接続したカメラから取り込んだ映像をエンコード, 同時にそれを Real サーバに転送する.

• 事前準備
• RealProducer Basic の設定とエンコード
  • 入力デバイスの設定
  • 映像の保存方法の設定
  • 帯域の設定
  • ファイルに保存
  • エンコードの開始
• 映像へのアクセス

事前準備

• RealProducer Basic （Windows 版）を <URL:http://forms.real.com/rnforms/products/tools/producerbasic/index.html> よりダウンロード.
• DV カメラをパソコン用の IEE1394 ポートに接続.

RealProducer Basic の設定とエンコード

RealProducer Basic を起動する. 以下のような起動画面が表示される.

入力デバイスの設定

• Audio: Microsoft DV Camera and VCR
• Video: Microsoft DV Camera and VCR

映像の保存方法の設定

映像の保存方法を設定する. ここではストリーミングサーバに転送するので, サーバを表したアイコンをクリックする.

クリックすると以下のような画面が表示される. 各項目をしかるべく埋める. 埋めたら「OK」ボタンを押す.

• Destination Name: ビデオの名称 (適宜)
• Stream Name: サーバに置かれる rm ファイルの名前
• Broadcast method: "Push, Account-Based Login (Helix Server)" を指定
• Server address: "real.ep.sci.hokudai.ac.jp" を指定
• Path: (空欄のまま)
• Port/Port range: "80" を指定
• Username: しかるべく指定 (サーバ管理者に問い合わせて下さい)
• Password: しかるべく指定 (サーバ管理者に問い合わせて下さい)

帯域の設定

「Audience」ボタンを押して, 帯域の設定を行う.

押すと以下のような画面が表示される.

• Audio mode: "Voice" を選択
• Video mode: "Normal Motion Video" を選択 (デフォルトのまま)
• Video codec: "RealVideo 10" を選択 (デフォルトのまま)

画面下段で帯域を設定. Templete から

• 56 Dial-up
• 128 Dual ISDN

を選択する.

• IEEE1394 ケーブルだけで音声と映像両方を転送しているため, これよりも高い帯域を指定すると音声と映像のコマ落ちが目立つようになる.

ファイルに保存

エンコードを開始する前に, ファイルを表したアイコンをクリックし保存先 を設定し, エンコード映像をファイルとして保存するようにしておく.

エンコードの開始

右下の「Encode」ボタンを押すと, エンコードと Real サーバへ転送が開始される. 押すと映像は左側の「Input」欄から右側の「Output」欄に表示されるようになる.

映像へのアクセス

RealPlayer などによる映像へのアクセスは, 以下の URL を入力し行う.

• rtsp://real.ep.sci.hokudai.ac.jp/broadcast/(映像の保存方法の設定で指定した"Stream Name" を入力)