TeX ソースファイルから pdf ファイルを生成するまで(備忘メモ).
本ドキュメントは Linux (debian)で
TeX ソースファイルから Type-1 フォントを使用した
pdf ファイルを生成する際に必要な作業を記したものである.
作業の流れ
以下の表の手順で pdf ファイルを生成した.
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Linux マシン にて |
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元ファイル |
使用ツール |
生成ファイル |
tex ソースファイル |
platex |
dvi ファイル |
dvi ファイル |
dvips |
ps ファイル |
Windows マシン にて |
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ps ファイル |
Adobe Acrobat Distiller |
pdf ファイル |
注意点
dvi ファイルを ps ファイル にするとき注意がいる.
デフォルトでビットマップフォントて ps ファイルを生成してしまうため
pdf 化したときのフォントが汚い上にファイルサイズが大きくなってしまう.
Type-1 フォントを使用して ps ファイルを生成するために
フィルターの設定をおこなった.
(この点は dvips といったフィルタでも同じだと思われます)
[参考:
金野さんのHP]
debian (slink) の場合
/usr/lib/texmf/dvi2ps/fontdesc
の編集が必要だった.
行ったことは非常に簡単で fontdesc ファイルの最後の方にある
fontdesc の記述で bikanji をコメントアウトし
vflib, fonts/fonts-psf を有効にした.
#fontdesc bikanji
fontdesc vflib
fontdesc fonts/fonts-psf
これを有効にすることで(指定されるファイルを追って行くとわかるのですが)
bluesky フォントを使えるようになっているようです
(もしかすると vflib だけ有効にすれば良いような気もしてきましたが…)。