# IRI インストールドキュメント # 2000/02/10 Manabu YAMADA 1 IRI International Refarende Ionosphere 詳細は以下のサイトを参照. http://nssdc.gsfc.nasa.gov/space/model/ionos/iri.html 2 プログラムのダウンロード 以下のサイトより Fortran (※ C コードもある) プログラムを取得 ・iri90 ftp://nssdc.gsfc.nasa.gov/pub/models/ionospheric/iri/iri90/fortran_code ・iri95 ftp://nssdc.gsfc.nasa.gov/pub/models/ionospheric/iri/iri95/fortran_code 3 IRI95 を使う前に… 大型コンピュータ用??なのかファイル名等全て大文字であるが 展開すると小文字のファイル名となり, プログラム中で呼び出す名前との 整合性が取れなくなってしまった. また, コンパイラ (コンパックフォートラン) の都合で 拡張子の付け直しも必要となった. 3-1) 拡張子が "for" のファイルの拡張子を "f" に変える. (irif13.for iris13.for irit13.for cira86.for => irif13.f iris13.f irit13.f cira86.f ) 3-2) ifif13.f 中で読み込むファイル群(ccir, ursi) をのなまえを 実際のファイル名とあわせる. ダウンロードしたプログラムは大文字ファイル名で読もうとするので, ファイル名側を大文字にするか irif.13.f 内の以下のフォーマット文で記述されたファイル名を 小文字に変更する. 104 FORMAT('./iri95/ccir',I2,'.asc') 1144 FORMAT('./iri95/ursi',I2,'.asc') ※ 今回 iri をサブルーチンとして使うので iri に関係する こまごまとしたファイルは作業ディレクトリ内に iri95 という ディレクトリを用意しその中におくことにした. (iri*.f cira.f だけ作業ディレクトリにおいて呼び出すことにした) ./iri95 というデイレクトリは自分で作成し, ccir??.asc ursi??.asc を移動する. 4 IRI95 をサブルーチンとして使うにあたって…. IRI95 はサブルーチンとしてすぐに使える状態になっており "ラッキー♪"と思ったのもつかのま, 幾つか修正をすることになった. ◎修正 1. サブルーチン iris13 のを一つのプログラム内で二度以上コールすると 挙動がおかしくなる. => Exosphere 温度等の見積もりがおかしい ・対処 subroutine cira86 の IF (XL.EQ.GLAT) GOTO 15 IF (TLL.EQ.STL) GOTO 16 をコメントアウトした. DATA 文で XL,TLL の値を定義しているはずであるが 二度目以後以前コールされたさ際の値を XL, TLL が保持していて 上記 IF 文にマッチする. 一方 GOTO 文で飛ばされる計算結果を配列 PLG は保持していない為 その後おかしな値を見積もってしまう模様. ◎修正 2. iris13 でイオン密度が /m^3 で与えられると始めにかかれているが 実際には 電子密度に対するパーセントで出力される. これを修正するような部分をいれる必要あり.