１．sudoコマンドの使い方

sudoを使用することによりrootでログインしていなくでもsudoの使用を許可された一般ユーザーがroot権限を持ち操作ができるようになります．

sudoの使用を許可するためにはまず，rootでログインし，/etc/sudoers というファイルをgedit等で開く．次にryoheiおよびsaitoというユーザーに使用を許可するのであれば，以下のようにrootの下に書き加える．

#User privilege  specification
root      ALL=(ALL) ALL
ryohei    ALL=(ALL) ALL
saito     ALL=(ALL) ALL

sudoの使用許可を確認するためには自分のユーザー名でログインし，ターミナルを立ち上げて

sudo -s　

と入力，その後本当に本人が操作しているのかどうかの再確認のためパスワードを聞かれるの で．自分のパスワードを入力する．これで，root権限を持つことができます．（プロンプトが root@tottsuxan　等に変更されたことを確認）．その後，日常業務 を行うと良いのでは？ （セキュリティ−ログチェック，apt-get upgrade・apt-get update，ユーザーの追加，等）

２．sudoの使用歴を調べる

/var/log/messagesというファイルにいつ誰がsudoコマンドを使用したか書いてありますので， エディターで開くか，ターミナル上で 以下のように入力して下さい．

less /var/log/messages |grep sudo