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沢田 健(さわだ けん)
北海道大学 大学院 理学研究院
自然史科学部門 地球惑星システム科学分野

〒060-0810 札幌市北区北10条西8丁目
TEL: 011-706-2733
FAX: 011-746-0394
E-mail:
sawadak@mail.sci.hokudai.ac.jp

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掲示:
・研究室のHPが充実してきたので、今後はそちらに掲示します。→[研究室の活動]




専門分野 生物地球化学,有機地球化学,古気候学・古海洋学,古生物化学

生物地球化学(Biogeochemistryは、地球科学、化学、生物学を複合した、幅広い研究目的や研究対象を持つ学問分野です。

 (沢田)は、数百年〜数億年前に形成された堆積物やそれに含まれる化石から、過去の環境・気候変動や生態系進化・変動を復元・解析する研究を行っています。
とくに近年は、陸域生態系の長時間スケールの形成史・進化史に注目して研究を進めています。また、陸-海間の物質循環的相互作用にも注目しています。
 具体的に次のような研究です。♂

1. 海洋・湖沼堆積物(堆積岩)に含まれる有機分子(バイオマーカー)と巨大分子(ジオポリマーまたはケロジェン)の分析から、過去の地球環境変動や生物活動・生態系の変化を復元する。

2. 古生物化石、とくに植物(藻類を含む)化石を構成するバイオマーカーと巨大分子(抵抗性高分子の分析から、化学分類、環境・気候解析、生態系復元、続成作用に関連した研究を行う。植物(藻類)の生体試料も使って代謝系、生理、環境応答の調査も行う。

 生物が能動的に変えた地球環境:

 現代、私たちは生物活動によって大気中の酸素や二酸化炭素の濃度が制御されるなど、グローバルスケールで生物が地球環境を大きく変えていることを、あたりまえのように知っています。それは、地球環境の変化に対してただ受動的に淘汰されるだけの存在ではない、ダーウィニズムより少し発展した生物像であると思います。地球環境に関わるグローバルな生物活動について、生物学者、地球科学者、生態学者などの先人たちによる研究から、多くの知識が蓄積されてきました。しかし、地球史レベルの長時間スケールの現象になると、実はまだほとんどわかっていないのが現状です。例えば、高等植物が陸上で進化して、いつ、どのようにして現在の陸域生態系を形成したのか、諸説はあるもののその問いに対する統一された答えはまだありません。
 私たち、生物地球化学者の探究するべきことは幾多もあり、その中には人類未踏の領域もあると思います。(2001年8月)

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研究テーマ: こんな研究をしています

1. 長周期の陸域生態系の進化・生物地球化学的過程の復元・解明[詳細]
  
陸上高等植物の生物指標分子(バイオマーカー)からの陸域環境変動の復元
  ・長時間スケールの環境・気候変動における海-陸リンケージ(Land-Ocean Linkage)の解明
  ・
古代植物の抵抗性高分子の基礎研究と古環境・古気候復元への応用
   
[北大理サイエンストピックス]

2. 化石高分子(ジオポリマーまたはケロジェン)・抵抗性高分子の生物地球化学・分子古生物学的研究[詳細]
  
ケロジェン、抵抗性高分子の質量分析による分析化学的基礎研究
  ・ケロジェン、抵抗性高分子による古環境・古気候指標(プロキシー)の探索・開発

  ・ケロジェンの顕微・分光学的手法による分子古生物学的研究

3. 微細藻類の生物指標分子(バイオマーカー)からの古海洋・古気候復元[詳細]

  
海生微細藻類(植物プランクトン)のバイオマーカーからの海洋環境・海洋循環変動の解析
  ・
有機分子温度計の基礎研究および古海洋学・古気候学研究への応用
  ・淡水生藻類のバイオマーカーからの内陸環境・気候変動の復元

4. その他の研究:考古学、資源地球化学など
 
 生物・有機地球化学からの考古学研究、資源地球化学研究などの研究


リンク

北海道大学内 関係する大学・機関 所属・関連学会 その他・便利なリンク
生物地球化学(沢田)研究室 筑波大学生物科学系・白岩研究室 日本地球化学会 札幌古海洋学勉強会
地球惑星システム第5グループ 名古屋大学環境学研究科 日本地質学会 北大・化学物質管理システム
地球惑星システム科学分野 名古屋大学水循環研究センター 日本有機地球化学会 EP計算機ネットワーク
理学研究院・理学部 海洋研究開発機構(JAMSTEC) 日本古生物学会
北海道大学HOME 筑波大学化学系 石油技術協会
大学院共通科目「新自然史科学特別講義」 新潟大学自然科学研究科・高橋正道研究室 ヨーロッパ有機地球化学会;EAOG


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作成:2001年12月2日;更新:2011年6月8日