======================================================================= _/_/_/_/ _/ _/ _/ _/ _/ _/_/_/_/ _/_/ _/ _/ _/ _/ _/_/ _/ _/ _/ _/ _/ _/_/_/ _/_/_/_/ _/ _/ _/ _/ _/_/_/_/ _/_/_/_/ _/ _/ _/ _/ _/ _/_/ _/ _/ _/ _/ _/_/_/_/ _/ _/ _/ _/ _/ _/ _/ _/ _/   ======================================================================= 森羅万象セミナー 第 13 回 時・場所:6/30 (水) 17:00より 理3号館103 (電脳大飯店) 講演 : 高橋幸弘 (東北大 地物 講師) 『雷が呼ぶ超高層の妖精』 落雷は雲と地上の間で起こる劇的な放電現象ですが、それに伴って、 雲の上空遙か100kmまでの空間でも、ほぼ同時に発光の起こる 場合のあることが、この10年の間に明らかになってきました。 発光には、スプライト、ブルージェット、エルブスと呼ばれている3つの 全く異なる形態があります(スプライト、エルブスはともに英語で「妖精」 を意味します)。我々のグループは95年から毎夏、米国コロラドで 光学観測を続けており、独自に開発した高速測光装置を用いて、 スプライトの高速時間変動を観測したり、またエルブスを発見するなどの 成果をあげてきました。また昨年12月には、それまで夏季に観測が 限られていたスプライト、エルブスを、北陸上空で捕らえることに初めて 成功しました。本セミナーでは、最新の観測結果と、現在計画中の 衛星計画および南極を一つの拠点とした雷放電検出のネットワーク について紹介します。 (上層大気では雷は落ちるのではなく昇る,陸別天文台での観測計画,etcのお話 が聞けると思います.上層大気の雷のビデオ上映も予定しています.乞う御期待) --- セミナー幹事:倉本 圭(Kuramoto Kiyoshi)      北海道大学大学院理学研究科地球惑星科学専攻 助手      Room:理学部3号館307号室 (部屋変わりました)      Phone: 011-706-3567, Fax: 011-746-2715 E-mail: keikei@neko.lowtem.hokudai.ac.jp