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                  森羅万象セミナー                 第 34 回

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             時・場所：4月5日 (水) 15:00-16:00  理学部3号館404


                    講演 Dr. Alexander B. Druzhinin
                （British Geological Survey, Edinburgh)

            『SEISMIC MODELING AND IMAGING IN COMPLEX AREAS』

  紹介：Druzhinin博士は学術振興会の援助で現在、北大に滞在中です。彼はロシア
のNovosibirsk大学で学位を取り、その後、ノルウェーのBergen大学を経て、現在、
英国地質調査所の物理探査部門の研究員をしています。彼は理論地震学及び物理探
査の分野で多くの高度な研究を手がけている世界的にみてもこの分野の若手中堅層
できわだった研究活動をしています。彼は波線理論とKirchhoff法を組み合わせて、
不均質性の強い媒質での波動伝播の手法を開発したのを皮切りに、最近は異方性媒
質での波動伝播、とりわけトモグラフィー手法を用いた逆問題までその手法を拡張
しています。地震学では走時を読み取った後に速度構造を推定しますが、彼は最近、
物理探査で盛んに試みられている「走時読み取りを行わずに」速度構造を推定する
理論も手がけています。
　物理探査や理論地震学の分野での彼の最近の研究成果を解説していただき、地震
学のデータ等への応用の参考になればと思います。
 
世話人：蓬田（内２７５８、yomo@ep.sci.hokudai.ac.jp）

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次回以降の予定 

 日未定：森田英章 (数学 DX) 『無限可積分系、特にある種のソリトン方程式の話』
 日未定：渡部重十 (地惑 教授) 『近未来の惑星大気探査 (仮題)』   
  
※諸事情により、変更や追加のある場合があります。
※話題希望要望サポーター、大募集中です

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 セミナー幹事：倉本　圭 (Kuramoto Kiyoshi)
　　　　 北海道大学大学院理学研究科地球惑星科学専攻 助手
　　　　 Room:理学部3号館307号室
　　　　 Phone: 011-706-3567, Fax: 011-746-2715 
         E-mail: keikei@ep.sci.hokudai.ac.jp