$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$ 森羅万象セミナー 第 65 回 http://www.ep.sci.hokudai.ac.jp/~sinra/ 発表者: 吉田茂生 共同研究者:川田佳史 渡邊誠一郎 (名大大学院 環境学研究科 地球環境科学専攻) 『中央海嶺の熱水循環の数値シミュレーション ―塩水の相分離に着目して』 日時: 3 月 22 日 (金) 14:00 -- 15:00 場所: 3号館 404号室 $$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$ [講演要旨] 海底で起こっている熱水循環は、地球の放熱の重要な部分を担って いるし、海水の組成にも関係しているし、特異な生態系を育んでい るし、というわけで、地球科学的に重要である。熱水循環において は、塩水が相分離するということが、熱輸送という面でも、化学と いう面でも重要と考えられている。そこで、塩水の相分離を取り入 れて熱水循環の数値計算を行っている。数年前から始めてようやく ある程度まともな結果が出るようになったのでその御紹介。