- 日時: 2/23 (水) 10:00-16:30
- 場所:宇宙科学研究本部 (相模原キャンパス) 新A棟2階 会議室A
- ISAS と宙空センターとを接続
- 学内は情報基盤センターと宙空センターとで新たに光ファイバを敷設
- 2002/10 接続開始
- 2003/01 データ
- 接続形態
- 研究グループ内 Private Lan からのみ Super SINET への接続を許可
- 利用実績
- 今後の利用
- 宇宙天気研究
- 統計数理研究所(樋口グループ)との共同研究
- MAGDAS : 世界各地からの地球磁場観測データを集積, 配信
- 活用例(1): TV 会議システム
- Astro-E2 XIS チーム(ISAS, 京大, 阪大)で毎週 1 回の頻度で会議を実施
- 問題点: View Station SP 付属のデータ会議機能は, 転送時に画像が劣化
して判読不能
- 活用例(2): データ転送
- TV 会議の利用を増やすには?
- まずは USB カメラ + ネットミーティングで参加できるところから始めたい
- いきなり TV 会議システムを導入するのは大変
- 利用状況
- 相互伝送試験
- プロキシサーバの構築
- 天文台 ADS-DB サーバへ ISAS からアクセスする歳に Super SINET を経由するように
- リバースプロキシを ISAS 内に設置, 一般経路と Super SINET 経由との使い分け方を自動的に行う
- プロキシサーバの構築後, Super SINET 経由でのアクセスが増加
- TV 会議システム
- 今後の課題
- ISAS の DB を Super SINET 経由で天文台からアクセスできるようにする
- 天文台ネットワークの動き
- 観測所回線(ハワイ, 野辺山, 水沢, 岡山)を NTT 大手町で集約
- 事務系ネットワークの見直し
- 構内無線 LAN の統合と VoIP 内線の検討
- 構内ネットワークの冗長化
- ...
- X 線, 赤外線観測衛星グループ
- 使用目的
- 接続形態
- Super SINET 接続は学内 LAN から独立したネットワークからのみアクセス
- 利用実績
- TV 会議
- ASTRO-F 開発打合せ (周 1 回程度)
- ASTRO-F 幹事会 (周 1 回程度)
- 系外惑星セミナー
- 機器開発
- ASTRO-F データ評価
- GTK+/GDK * PGPLOT ベースの解析ツールを利用
- ISAS のサーバから window を転送し解析, リアルタイムに試験データを可視化可能
- 今後の予定
- ASTRO-F
- 総合試験
- データ解析ソフトの開発(IDL ベース)
- ミーティング, 実験データの共有
- TV 会議, データ転送
- 機械工学科松尾グループ
- 圧縮性流体の大規模数値計算
- 1 回あたりのデータ転送量は少ないが, パラメータ実験を行うため
頻繁にデータ転送が発生
- 従来は WIDE 経由だったので転送速度が非常に遅かった
- 利用実績
- 飛翔体まわりの燃焼シミュレーション
- 今後はより大規模な計算を実施予定
- 利用目的
- 大規模データベースの共有
- データ同化
- シミュレーションデータと観測データとをあわせて, より「もっともらしい」データを作成する.
- 試験として大気海洋結合モデルのシミュレーション結果と海面高度データとを同化
- 今後は STP データを扱う予定
- 利用実績
- 実質的な利用はなかった
- ISAS と定常的なデータ交換を行うまでには至っていない
- 利用グループ
- X 線天文(牧島)
- 赤外線天文(尾中)
- STP グループ (星野, 寺沢, 横山)
- STP グループ
- 宇宙研の専用線上にグループメンバーの端末を接続, その回線上で研究生活
- スパコンの利用
- データレゼボアールによるデータ転送(東大平木研究室の協力)
- GEOTAIL 衛星データの利用
- X 線天文グループ
- 学内 LAN とは切り離して利用
- ASTRO-E2 の試験データ転送と解析
- TV 会議の実施(周 1 回程度)
- 赤外線天文グループ
- ASTRO-F の打ち上げ延期のため利用内容に変化無し
- 学内 LAN とは切り離して利用
- TV 会議の実施(周 1 回程度), FW が途中にないため快適
- ISAS へのリクエスト
- TV 会議環境
- MCU 利用環境の整備
- 通信障害がある: 東大側装置の 1 つが ISAS ir-net 上の Polycom 端末へ接続できない
- データ転送
- 利用グループ
- 地球電磁気
- 惑星大気
- 惑星プラズマ・大気研究センター
- 天文グループ(X線, 赤外)
- TV 会議システム利用報告
- 片方向の音声受信に不具合が生じる場合がある
- TV 会議の場所確保が難しい
- データ伝送利用
- あけぼのデータの利用, データの一次処理を行う(1997 まで終了)
- 衛星開発
- 大量のデータが発生するため潜在需要は高い
- 実際には閉じたネットワーク内でデータを交換するため Super SINET
はあまり活用できない
- 今後の利用
- 衛星開発関連の TV 会議
- あけぼの衛星データ転送
- INDEX 観測データの伝送 (2005)
- SELENE 感想データの伝送 (2007)
- Super SINET をめぐる昨今の情勢
- 元々 Super SINET は国情研と日本テレコムとの共同研究
- 今後は学術研究基盤としての業務運用フェーズに移行, 契約先も NTT へ変更
- 普通に使っている(回線を黒くする)のであればよいかもしれない.
- Super SINET 利用を公募, 公募書類は国情研の web に掲載
- DARTS に村田@愛媛大さんの STARS を利用
- 連絡会の今後
- PLAIN センターシンポジウム, スーパーコンピュータ利用報告会とジョイント
して開催できるとよい
- 2004/6 より一部の接続先-ISAS間にFWを導入(田村)
- MPLS による Super SINET 接続機関(外部 SSINET 系)との間に設置
- 各大学 Super SINET LAN と大学 LAN との接続は自由
- アクセスポリシー
- ISAS 内部 --> 外部 SSINET 系: 必要なポートのみを空ける
- 外部 SSINET 系 --> ISAS 内部: Internet --> ISAS 内部に準じる
- 転送速度について
- IP address の変更のお願い
ISAS FWの外にある大学には、大学のIPに変更してもらいたい
- 宇宙天文データの統合サービス環境構築(三浦)
- StorNext Fil System を利用
- 広域データの共有と解析
- 現状: ユーザは http/ftp, 開発者は ssh を使ってデータ転送
- Super SINET 専用線を利用する場合
- 比較的閉じたネットワーク, Gbit の帯域という特徴が活用できる(?)
- 利用プロトコル
- NFS: 汎用性は高い
- Synchronous モードは遅い, Asynchronous モードではデータの整合性が保障されない
- SRFS: HPC のファイル共有方式
- I/O ブロックを大きくして伝送速度を稼ぐ方式
- CPU 負荷も大きい (?)
- データの整合性は保障される
- Super SINET 専用線を利用する場合